こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

抜染して染め変えた紋紗色無地でお稽古へ

今日も蒸し暑い一日でした。

実は今週、酷暑の日と、大雨の日、それぞれ所用で出かけたりで

自宅にゆっくりいる日がない1週間でした。

 

今日は月に一度の奥の点前の研究会の日。

先月は母の入院や腎臓結石の件でのバタバタで研究会もお休みを頂いたので

2ヶ月ぶりの研究会でした。

 

7月、着物は薄物を着る時期です。

 

 

これまでこんな色目の着物は1枚も持っていませんでした。

実はこの色無地、いつもの呉服屋さんで抜染し、染め変えて仕立てて貰った紋紗です。

元の色は↓

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

年を重ねて、若い頃は地味で曖昧な色目の着物も若さゆえの勢いで

着る事が出来ていたものも、ある日、突然(トワエモア?わかる人にだけわかるジェネレーションネタです)着物の色に自身の顔が負けて、

それは見事に老け込んだ、悲しい印象になってしまったことに気づかされ、

一度色を抜いて白生地に戻してもらい、染め直してもらいました。

新しく入れる色をどうしようかと、迷いながら呉服屋さんに相談しながら

「こんな色目は1枚もお持ちやないし、夏、さわやかでよろしいんちゃいますか?」との言葉に背中を押してもらって、明るいペパーミントグリーンにしてみたのですが、

仕立てあがって戻ってきたのを見てみたら、予想以上に爽やかな印象に生まれ変わっていました。

実は、(こういう色合い、似合わないんちゃうかな)とちょっと心配だったんです。

 

今日、仕付けをとってお稽古に着て出かけたら

お仲間の数人から

「素敵な色、夏らしいいい色やねぇ」と言ってもらえて嬉しかったです。

 

この画像だと反物柄がわかりにくいのですが、ペイズリーのような中に唐花文様が散らしてある紋紗です。

 

帯は、絽の京紅型も九寸名古屋。

 

帯揚げは星の刺繍が入った絽縮緬

帯締めはレースの乳白色

 

 

七夕の日のお稽古でしたので色とりどりに小さな星が刺繍してある帯揚げにしてみました。

画像ではほとんどわかりませんね(^^;)

 

さて、7月10日からは祇園祭の前祭の山鉾建てが始まります。

四条通りの南北、東は烏丸から西は油小路あたりまで、バスは若干路線変更、

通りも人だらけになって歩くのにイライラすることになります。

京都生まれ、京都育ちの夫は、

祇園祭の間に四条行く奴はアホや」と言って出かけようとはしません。

 

インバウンドのみならず、国内からも人が押し寄せてくる7月半ばの京都。

結婚して京都に暮らし始めた何年かは、夫を説得して宵々山や宵山に出かけたりもしましたが、急な大雨にあったり、人だらけで道を歩くのもままならず、

60を超えてからは一度も出かけていません。

ただ、大好きな蟷螂山の手ぬぐいだけは、毎年、蟷螂山町の友人にお願いして調達してもらっています。

祇園祭の手ぬぐいをcollectionしていて、特に蟷螂山の手ぬぐいはデザイン性が高くて素敵なんです(なんでも有名なデザイナーさんにお願いしているとか……)

 

今年の宵山と巡行、連休に当たっています。

コロナが5類に移行して制限がなくなった今年の祇園祭

どれほどの人が集まってくるのか、想像するだけで蒸し暑さが増す気がします💦

我が家はこれ↓で、祇園祭の雰囲気を楽しむことにします。

 

 

 

 

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