お茶のお稽古日でした。
昨日の天気予報では雨は降らない感じだったのですが
着物を着て出かけようとすると空がどんより、玄関に置いてある着物の時用の
長い雨傘(ちょっと上等で普段には使わない傘です・汗)を持って出ました。
今日の着物は絽の茶屋辻文様の小紋
灰色の混ざったような水色、なんとも微妙な地色で色名を説明するのが難しいのですが
画像で見るより実際はもう少し水色が勝っている印象です。
帯は絽の九寸名古屋。
黒地に落ち着いた赤で露芝模様が織り出されています。
ずいぶん古い帯で、昭和4.50年代のものだと思います。
帯揚げはレースで少し細めの灰色です。
今日はお稽古の後、お仲間と遅いランチをしておしゃべり三昧の時間を過ごしました。
揚げたての天ぷらが乗っかった冷たいおうどんがとても美味しかったです。
おしゃべりが尽きなくて、ふと気が付くともう午後4時です。
鉾が姿を消してがぜん歩きやすくなった四条通り、気が急くのでつい足早になって
デパートでお総菜やお刺身を買って帰宅したのですが
玄関を開けたとたんにタイガーが「遅いやないか!」とご機嫌斜めで足元に纏わりついてきました。
いつもは私の胸あたりにピョン、と飛びついてくるタイガーですが
不思議なことに着物を着ている時には絶対に飛びつかないのは
それをするとこっぴどく叱られるだろうとわかっているのか
それとも単に着物が嫌いなのか?
ヤマちゃんは着物が大好きで着付けをしようと準備をしているとすぐに着物の上に寝そべろうとします。
肌触りが好きなんでしょうね。
着物にヒキツレを作らないように、そーーーっとヤマちゃんをどける時が
着物を着る作業の中で一番緊張します(笑)