先日の日曜日(11/17)はお茶のお稽古日でした。
この日は前夜から朝方にかけて雨が降り、その湿気が地面から空へと昇って行っているせいか、蒸し暑くて袷の着物を着ていると汗が出て暑くて困りました。
出かける時は雨が上がっていたのですが、帰りに降るかもしれず雨コートを着ていたので余計暑かったです。
お稽古場では久しぶりにエアコンが入っていました。
広間の茶室の炉では大ぶりの釜の湯がシュンシュンと沸き、隣の部屋の立礼卓でも電気釜で湯が沸いていたのでなおさら暑かったのだと思います。
そんな暑かった日曜日、
古い着物です。
母の着物か、祖母の着物か、私には身丈が少し短くてお端折りが少し短めにしか取れません。
身幅も足りなくて、後ろから見ても上前の裏の八掛が見えていませんね。
帯も古いもので少し固めの名古屋帯、淡い朱色の地に紅葉した枝が刺繍で入っている太鼓柄の帯です。
胴回り
帯揚げは板締め絞りの枯草色
帯締めは鶸萌黄と朱赤が左右で色変わりに組まれている丸組。
こうして胴回りのアップの画像で見ると着物の柄がよくわかりますね。
日曜日のお稽古に先駆けて先週末は久しぶりに友人とも会いました。
毎年、11月恒例のステンドグラスのランプ展。
今年は昨年よりも出展数が少ないようでしたがどれも力作で、友人の作品も会場でとても評判が良かったです。
たまたま入ってこられたお客様が友人の作品の前で「すてきねぇ」「綺麗ねぇ」とお話しされていて、そばにいた私たちに気づき、「もしかしてこの作品の作家さんですか?」とお声がけをくださって、友人は「作家なんてものではありません」と笑顔で応対していました。
会場内でしばらく過ごし、その後、手が空いた友人と食事へ。
この夏オープンしたばかりの『三井ガーデンホテル京都三条プレミア』
中庭の見えるレストランで、友人はパスタ、私はオードブルの盛り合わせをいただきました。
気が付けば11月もあと10日。
一年があっという間に感じる年齢です。