先週末、久しぶりにフレンチのフルコースをいただいてきました。
と言っても、お料理の画像はないんです。
ちょっと気を抜けないディナーミーティングだったので
スマホを出してお料理の画像撮ってる場合じゃなかった(^^;)
なので、お店のHPから画像をお借りしました。
メニューカードは持って帰って来たのでこんな感じのメニューでしたよ。
今日、大学時代からの友人(例の、ステンドグラスのランプ展を毎年開催している彼女です)からLINEがあって、
義妹(彼女のご主人の弟さんの奥さん)が
箪笥いっぱい着物を持ってて一度も袖を通していない躾のついた着物を処分したいと言ってる、もらってくれない?
とのことでした。
聞けば、義妹さんの嫁入り支度に、とご実家で準備してくださったもので
着物に興味が無く一度も袖を通さず躾が付いたままで置いてあったんだとか。
友人のご主人とその弟さんのお母さん(友人からするとお姑さんですね)が昨年お亡くなりになって、
大きなご実家が空き家になりました。
この度、そのご実家を手放すことになって、友人と義妹さん、つまりは嫁二人で実家の諸々を片付けることになり、
そのついで、と言う流れで義妹さんがご自分の着物も断捨離しようと考えられたそうで
TVなどでCMを流してるきもの買取の業者に見てもらったそう。
結果、えり善さんなど、京都の老舗の呉服屋で誂えた着物、数枚で5,000円、で買い取られてしまったそうです。
で、義姉である友人にその話をしたら、友人が「友達で着物着る人がいるから相談してあげるわ」と言う話になり、
「取りに来てくれるなら差し上げるわ、一度見に来て」という事になったんだそうです。
まさか、「はいそうですか、では遠慮なく」なんてことは出来ませんけれど
義妹さん、私より2.3㎝高身長の方なので
「こと子ちゃんなら寸法も大丈夫やわ」と友人が行ってくれるので
お言葉に甘えてお邪魔してこようと思っています。
お茶のお稽古仲間にも若い頃に作って派手になった着物を買い取り業者に見てもらった人がいます。
その時も(業者は義妹さんが依頼したところと違っていましたけれど)やはり、
着物数枚で3,000円ほどで持って帰られた。
「若い頃に気に入って、頑張って仕事して買った着物が3,000円、しかも1枚じゃなく十把一絡げにしてそれよ」と悲しそうに言っていたことがありました。
私の場合も、着物の行く末、これからの課題の一つです。
いつ、どの着物を手放すか、どの着物をいつまで手元に持っておくか。
今以上、増やさないように、
箪笥二棹に収まらなくなったら、増やした数と同じか、もう少し多く、手放す。
この自分に決めたルールを守っていきながら着物生活を続けていきたい、
今はそう思っていますが、
欲しい物は限りなく、手放す決心もなかなかつかず、
よく聞く言葉、ミニマリストには到底なれない生活を送っています。
玄関の花
時代 漆桶