2023年の祇園祭、今夜は宵々山
そして、コロナが5類に移行して、制約のなくなった祇園祭が帰ってきました。
NHKのニュースなどで立錐の余地もない通りの様子を見て
(これって祇園祭の後、コロナ感染の大爆発が来るんじゃないの⁈)と、
ちょっと恐ろしくなりました。
規制が緩むというのはこういう事なんだなぁ、と思わざるを得ないことが
身の回りでいくつかありました。
まず、姫路の病院に入院中の母がコロナ感染した、と病院から電話で連絡がありました。
本当なら昨日、退院して施設に戻るはずでした。
それが、水曜日に同室の方のコロナ感染が判明し、翌、木曜日には母が発熱、
PCR検査したところ、母も感染していました。
規制があった時には入院中の患者との面会も、ロビーと病室をネットで繋いでのリモート面会。
時間も15分で仮設に仕立てられたブースに入ってのリモート。
一度に病院に入る事が出来る人数も制限されていました。
いくら5類になったとは言ってもコロナ自体に変わりはないわけで
そりゃ、感染しますよね。
幸い? 母の熱は微熱程度。
病院にいる間に判明して良かったです。
予定通り退院してから感染が分かったら、施設の方々に移してしまいかねませんでした。
お稽古仲間にもコロナ感染する方がポロポロ出てきています。
「体調が悪い」と仰ってはいますけれど、どうやらコロナに感染されているようです。
いつまでも規制をかけて経済が回らなくなるのも困りますけれど
爆発的に感染が広がっている今の状況もとても怖いです。
ところで、宵々山(よいよいやま)って? と思われた方もいらっしゃるでしょうか。
祇園祭、、前祭のクライマックス、山鉾巡行の7月17日から数えて
前日を宵山、前々日を宵々山、と言います。
コロナ以前には(祇園祭が前祭と後祭の形に戻ってからだったかな?)宵々々山と言って前々々日からお祭り気分満載で三々五々人が集まってにぎやかにしていました。
夫と付き合っていた大学生の頃、宵々山や宵山に一緒に出かけたりもしていました。
その頃は私は姫路で暮らしていたので自宅から浴衣を着て電車に乗っているのがすごく恥ずかしかったのを覚えています。
ある年には京都のど真ん中に暮らす友人のお宅に泊めてもらって
友人数人で山鉾見物に出かけたり。
今思うと、何の心配も用心もなく、ただただ楽しい祇園祭でした。
さて、そんな宵々山の今日、夫は所用で出かけ、
私はひたすら家の片付けや掃除をしていました。
暑くて、汗びっしょりになって、シャワーを浴びてから食べたミルクキャンデーの美味しかったこと。
庭の花たちはこのところの暑さで一休み状態ですが
昨年、大きくなりすぎたカサブランカを分球し、植えた赤ちゃんカサブランカの花が
遅ればせながら咲いてくれたので2輪切って玄関に飾ってみました。
玄関や、廊下に百合のいい香りが漂っています。
猫たちには迷惑かも? ごめんよ、猫たち。
明日は人だらけの京都を逃げ出し(←嘘です・笑)、大阪でのあるイベントに出かけてきます。
暑いだろうなぁ……