毎日が薄氷を踏むような気持ちで様子を気にしている母ですが
医療のおかげで食事も、ムラがありながらも口にできる量が増えてきています。
次に病院で面会できるのは今週の木曜日。
コロナが5類になっても、病院では面会の際の時間や人数の制限は変わらずですが、
リモートではなく、対面で面会できることになりました。
京都の自宅で過ごせる間に、と、昨日はお稽古に出かけました。
数寄屋バッグに、こっそりスマホを忍ばせて
合間合間に着信がないか、確認しながらのお稽古は少し落ち着きませんけれど
それでも、お仲間とお茶室にいると心が安らぎます。
5月7日
大雨が降る中、風炉最初のお稽古。
道安風炉に、私が作った灰をお稽古で使っていただけていました。
床のお花も、籠に 季節の花々。
自宅の芍薬を数本、持って行ったのですが、春爛漫の時期、
皆さま、様々な花をお持ちで、季節が変わったことを実感するとこの花でした。
お軸は「薫風自南来」 ご当代の勢いのある気持ちの良い掛物がかけられ、
主菓子は「唐衣」
さて、暑いのを覚悟の上で、袷の色無地
雨がひどく降っていたので着物の裾を帯に挟んで、雨コートに雨草履で出かけました。
白練りで毛万筋のような線の地模様が入った色無地です。
帯は、縮緬の地に手描きで菖蒲(あやめ)の九寸名古屋。
仲良しのお稽古仲間は杜若の帯で
「また一緒になったね♪」と、会った瞬間、ニコニコ。
帯締めは卵色と白が左右で組み分けてある丸組。
昨日の組み合わせ、自分では帯揚げの紫がいい仕事をしているのではないかと思っています。
明日も予定があって出かけます。
スマホに着信が着ませんように。