こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

爛漫の春に奈良のお献茶へ。

4月6日(土)、今朝は早起きして奈良へ向かう近鉄特急に乗り、法華寺へ行ってきました。

ちょうど桜の花が満開になって、道中、車窓には川沿いの桜と菜の花がそれは美しく、ちょっとした旅行気分も味わうことができました。

 

奈良市法華寺町にある法華寺は全国の国分尼寺の総国分尼寺

1300年余りの歴史を持ち、総国分寺東大寺、対して総国分尼寺という由緒あるお寺です。

 

光明皇后の発願によって建立されご本尊の十一面観音菩薩立像は光明皇后が蓮池を渡られるお姿を写したものとされています。

 

高さ約1メートルほどの仏さまですけれど、たおやかで優美なお姿、光背の蓮の葉の様子などがとても美しく、私の大好きな仏像の一つです。

かやの一木作りで絶対秘仏とされていたため、保存状態が非常によく、髪の緑や唇の紅などもくっきりと残っています。

近年では春と秋に特別公開をされているため、本日も観光バスが何台も寺内の駐車場に停まっていました。

 

法華寺では、毎年4月1日~7日にひな会式(ひなえしき)が執り行われます。

本尊の十一面観音菩薩立像、その御前に55体の善財童子像(ぜんざいどうじぞう)をおまつりし、毎日供物を献じて、法要が営まれる行事です。

善財童子像は、ひな人形の段飾りの原形とも言われ、そのことから「ひな会式」と呼ばれています。

 

(いずれも画像は法華寺HPよりお借りしました)

 

さて、本日はこの「ひな会式」の法要に合わせお献茶式が執り行われました。

私がお稽古している社中がお席を担当することになり、お水屋仕事と、お仲間それぞれ交代でもう一つのお茶席を回ったりしました。

 

袷の着物を着ていると暑いくらいの気温でいいお天気に恵まれたお茶会、

どの回のお席も盛況で、お道具組も、お客様のお召し物も、「ひな会式」に相応しい華やかさがありました。

 

そんな今日の着物

 

 

蔓帯柄の付け下げは綸子で、私が18歳の時に初めて誂えてもらったよそいき着物です。

何度か洗い張り仕立て直しをし、そのたびに八掛を大人しい色に変え、柄の派手なところには銀蒔絵のような技法で柄伏をして少しずつ変化を楽しんできた1枚です。

晴天の春の日には今の年齢になっても着ることを許してもらえるかしら、と思いつつの選択でした(笑)

帯は貝尽くしの袋帯

貝と言えば3月、ですけれど今日のお茶会は「ひな会式」ということでこの帯に決めました。

全通なので柄合わせをあまり気にしないで済むので便利な帯ですけれど、貝の柄は身に着ける時期・場面を選ぶのでなかなか出番がなく、(今日こそは)と絞めていきました。

 

帯まわり

 

 

帯揚げは明るい辛子色で縞のグラデーションと若松の刺繍がちょうど半分になったもの。

今日は縞のグラデーションの部分が出るようにしてみました。

帯締めはいつも便利使いしている淡い卵色と白が左右で色変えしてある丸組。

 

行きも帰りも特急の指定席だったので観光の方たちに囲まれてはいてもゆっくりと座って往復できました。

 

おまけ

 

お水屋のお昼用お弁当

とても手の込んだおかずがたっぷり入って、ご飯は赤米を混ぜ込んで炊いてあってボリューム満点の美味しいお弁当でした。

 

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