7月14日 今日は祇園祭の宵々々山(って、今は宵々々山から宵山までの3日間を宵山期間なんて風情のない呼び方するようですけど)
朝から、今にも降るか、という空模様、でも雨は落ちてこない。
天気予報の雨雲レーダー見ると午後から大雨?っぽいんだけど……
帰るころに大雨になりそう。
で、悩んだ末に、絽の小紋の上に雨コート着て家を出ました。
ところが、行きの道中も、お稽古中も帰り道も雨には降られませんでした。
雨コートは撥水加工してあるので空気が抜けず暑いです。
着物の裾をからげて帯に止めてその上からコートを着るので膝から下は長襦袢なわけですけれど、その分、帯上から膝にかけては着物が二重になってるわけで、
それでなくても蒸し暑いのに、家を出て少ししてコートを着てきたことをすぐに後悔しました。
そんな今日の装い。
薄灰水色の絽に茶屋辻の白抜き柄。
本当は二年ほど前に色抜きをして深い赤紫に染め変えた色無地を着ようかと思ったのですが、まだ四十九日が来ていないとはいえ、さすがに重い雰囲気の色目の着物を着るのに厭きまして💦
帯は夏博多の紗献上
ハリがあるけれど薄くて絞めやすい帯です。
真っ白なのでどんな着物にも絞めることができる重宝な1本です。
帯まわり
真っ白の帯がまた黄ばんで写ってます、なんだかいやだわ*1
帯揚げは薄灰白に流水と撫子の絽
帯締めは、せめても喪中の気持ちを、と黒のレース。
家を出て乗り物に乗ってしまえば雨も怖くない着物でのお出かけ。
雨草履に雨コート、撥水加工の雨用の足袋カバーがあれば万全です。
後は、夏の雨の日の蒸し暑さとの戦いに挑む勇気が必要。
*1:+_+