前回ブログに記事をUPした翌日だったか、翌々日だったか。
夜中に記事を書き始め書き終わって『公開する』をクリックした途端
…… メンテナンス中という案内が表示され
けっこうな長さの記事がきれいさっぱり消えてなくなってしまった時の徒労感ったら。
無料でお借りしていて文句言うつもりはありません。
100%自分が悪いんです。
以前、他でブログを書いていた時も何度か
書いた記事が上手くUPできず消え去ってしまったということがあって
その都度、(別アプリで書いてそれをコピペするようにしなくちゃ)と思っていたのに
つい、面倒で直接入力しちゃってるんですよねぇ。
何を書いていたかっていうのも忘れちゃったような。
それはそうと先日、手持ちのピンク紗の色無地をいつもの呉服屋さんに持って行って
色替えの相談をしました。
この夏来た薄物を汗抜き京洗いに出すついでに、
この夏は着なかった(正しくは、着ようと思って出してみて着るのをやめたのですけど)紗の色無地の染め替えをお願いしました。
↓これは昨年の画像、色替えをお願いした紗の色無地です。
この色無地、私が18歳の時に仕立てて貰った初めての薄物で
ということは44年前の着物、
何度か洗い張りに出しているのでその際に裄の長さは今の私の寸法、1尺8寸にしてあるのですけれど、掛け襟が昔の寸法のままになっています。
色替えするついでに下衿と掛け襟を入れ替えて、上に出してくる下衿の一部を摘まんで
摘まみ襟にし、今はやりの、帯にギリギリ掛かりそうな掛け襟の長さ風に見えるように仕立て直してもらうようにお願いしました。
とりあえずは解いて反物に戻して洗ってもらって、そのあと、染屋さんと相談です。
私の気持ちとしては古い着物だし、何度か洗い張りしているし、
第一、薄い薄い紗の反物なので色抜きして染め変えるとなると相当生地が傷んで
もろくなるんじゃないかと、それが心配で出来れば抜染せずに今のピンクの上から濃い目の色を掛けてもらいたいと思っています。
抜染は簡単に言えば強い漂白剤にドボン!と丸ごと生地をつけて今染まっている染料の色を抜き元の白生地に戻してしまう、という方法で反物が傷まないといったらウソになります。
解きハ縫い、洗い張り、染め替え、仕立て
一連の手間を考えると夏の色無地を新たに仕立てる方がお値段的には安く上がるでしょうけれど、洋服と違って着物はどうしても「捨てる」ことに抵抗があって
手を掛けてでも手持ちの物を無駄にしたくない、という気持ちが勝ってしまいます。
9月も重陽の節句をすぎて朝夕は本当に過ごしやすくなりました。
入院している母とは病院へ出向きリモート面会で話をすることができています。
リモート面会
病院の1階フロアにリモート用のブースが設えられていて、
病室の母のもとには看護師さんがタブレットを持って付き添ってくださっていて
そのタブレットとブース内に設置されたPCとを繋いで画面越しに面会ができるというものです。
最近は入院中の患者さんと家族や、施設に入居している家族との面会もリモートになっていることが多いようですね。
自宅にいて私のスマホやタブレット、PCと繋いでくださったらどんなに便利だろうと思うのですがセキュリティの問題などあってそれは無理なんでしょうね。
そんなわけで、リモート面会の予約が取れれば母の入院している病院まで出かけていっています。
自宅から病院まで片道約2時間半。
リモート面会できる時間は15分。
「果物が食べたいから次は梨と柿を向いて持ってきて」とのリクエスト……
最後の親孝行と思って面会に出かけている私はえらいと思います。
おばちゃん!僕がついてる、頑張れよ! って言ってくれてるんでしょうか。
狸みたいなしっぽのヤマちゃんです。