こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

9月最初のお稽古と、突然やって来た母の転倒と骨折、そして手術

更新できずにいたらあっという間に10日以上が過ぎています。

 

この10日間、京都と実家のある姫路を行ったり来たりしていました。

前回ブログを更新した翌日は母の持病の月に一度の診察日で

入所している施設の看護師さんにも付き添っていただいて神経内科の受診をしました。

コロナ禍の中、母と会えるのは病院への通院の時だけなので

普段の母の様子を私は知ることができず、施設の看護師さんが診察室へ一緒に入って担当医に母の様子を説明してくれるのはとても助かります。(もちろんサービスではなく自費ですけれどね・苦笑)

 

で、無事に診察を終え、付き添ってくださった看護師さんに母をお願いして病院でお別れ。

「ではまた来月の診察日にね」と、施設の送迎車に乗る母を手を振って見送りました。

 

この日は特段、実家地方でやっておかなければならない用もなかったので母を見送った後、私も京都の家に帰りました。

 

翌25日、夜になって施設の看護師さんから電話があり「母が施設内の廊下で転倒し

念のため掛かりつけ病院(前日行ったばかりの病院です)へ緊急で連れて行っているところです」と。

とりあえず診察を受け結果を電話します、と言われ、

時間外でしたので詳しい検査ができなかったようですがレントゲンを撮ったら左の上腕外側を骨折している、ということでした。

 

母が骨折するのは初めてのこと。

翌日、詳しい検査と整形外科の診察と入院手続きをするので朝一番で来てください、と言われ、(こんなことなら実家に泊まって片付けでもしていればよかった)と思っても仕方のないことを思いつつ、

26日の朝一番の新幹線で病院へ向かいました。

 

2日前に会ったばかりなのに、背中を丸めて腕を三角巾で固定し車いすに乗せられ受付に連れて母は一回り小さくなってしまったような印象で少しびっくり。

 

「痛む?」と尋ねると動かさなければ痛くない、と言います。

高齢になると痛みにも鈍くなる、骨折してもあまり痛がらないということを前に聞いたことがあったのですが本当にそうなんでしょうか?

 

ともあれ、診察が開始される時間になってまずはレントゲン・CT,

すごーーく待たされて診察。

CTの画像を見ながら説明と、やはり入院が必要、とのお話。

その後、エコー検査 採血・尿検査、コロナの抗体検査(COVID-19)

再びすごーーく待って診察、入院の説明

病室の準備ができるのをまたまたずーーと待って

やっと病室に入ることができたのは夕方4時頃でした。

そのあと、私は様々な書類にサインして、やっと解放。

 

何があるかわからないので数日、念のために実家で過ごしました。

 

そして9月1日、

母の手術

術前に「午後2時から3時間か3時間半の予定」と説明され

コロナの最中ということで手術を待つためのブースへ案内されました。

もちろん、母の顔を見ることはかないません。

2時過ぎ、「予定通り手術室に入られました」という電話が私の携帯にかかってきました。

そこから、持っていた本を読んだり、スマホを見たりしながら

午後5時、 午後6時

一向に何の連絡もなく、しびれを切らせて6時半に入院中の病棟のナースステーションに電話で様子を訊ねると

「こちらにもまだ手術が終わったという連絡が来ていないんです」と気の毒そうに言われ、そこからまた待つこと2時間、

午後8時半になってやっとスマホの電話が鳴りました。

 

手術が終わったので執刀医から説明があります、と。

 

手術着をしたままの担当医が

・開いてみると折れた骨が腕の後ろ側に回り込んでしまっていた。

・肩から腕へ続くじん帯が骨化して肩の骨に癒着してしまっていたので

 その骨化したじん帯を切り取りじん帯を繋ぎ直した。

 

と、主に二つの理由で予想外に手術が長引いた説明がありました。

 

少し貧血し血圧も下がっているので明日様子をみて輸血するかもしれないけれど

もう明日は来なくていいですよ、ということでした。

 

病院にいても母に会うことはできないのですけれど

また何があるかわからないのでもうしばらく実家で過ごすことにしたのですが

手術翌日には「症状が落ち着いたので元の病室に戻られました」と電話をいただき

ひとまず安心、と昨日、やっと家に帰ってきました。

 

今日はお茶のお稽古があったのでできれば帰ってきたかったのです。

 

9月最初のお稽古、ですがまだとても単衣を着る勇気が出ず(^^;)

 

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麻綿(ほぼ麻に綿が少し混紡されています)の紅梅の浴衣を着物として着て出かけました。

白地に秋草模様、おとなしい印象の浴衣です。

仕立て上がりの浴衣として購入したものでバチ襟です。

 

帯は絽、黒地に白で縞の太鼓柄の名古屋です。

帯揚げは薄紫の撫子柄、帯締めは乳白色の冠組にしました。

着物の下は 涼き楽っく のうそつき長襦袢

上半身見頃は麻綿の楊柳で汗を吸ってくれますけれど

裾除け部分にあたる腰から下はキュプラになっているので

真夏は本麻の長襦袢のほうが私には快適なので涼き楽っくの出番は

5月の暑い日や9月の残暑が残る頃に着用しています。

半衿をファスナーでつけることができて自宅で洗えるので重宝します。

 

久しぶりにお茶のお稽古に出かけることができてなんだか気持ちが落ち着いたような気がしました。

 

でも、大阪・兵庫・京都に再び緊急事態宣言が出たのでいつもよりはお稽古人数もぐっと少なくて少し寂しい感じがしました。


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