こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

今年初、薄物でお稽古に。

梅雨の中休み? 今日は青天、気温32度の当地でした。

お茶のお稽古に出かけていて全く知らなかったのですけれど、珠洲市で大きな地震があったんですね。

春日神社の鳥居や石灯籠が倒れてしまったのだとか。

帰宅後、ニュースを見て驚きました。

 

日本に住んでいる以上、どこにいても地震から完全に逃れることはできない、とわかっていても、私などは日頃の覚悟と準備が足りていないので

大きな地震のニュースを見ると(万が一に備えてきちんとしておかないと)と思うばかりです。

今日の地震でお怪我をされた方や被災された方にお見舞いを申し上げます。

 

 

さて、真夏日になる、との予報の今日でしたし、もう6月も三分の二が過ぎているので

薄物でもお許し(誰に?)いただこう、と今日は紗の着物を着てお稽古に出かけました。

 

本来ならまずは絽の着物、と行くべきなのでしょうが、どうしても着てみたかったんです、今日の着物。

 

この着物、元はかわいらしいピンクの色無地だったものを昨年、色掛けしてもらったものです。

その時の記事はこちら↓

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

半年寝かせて今日、袖を通しました。

私、こういう紫系統がとても好きでついつい同じような色の着物ばかりになってしまうのですが、色抜きせず、ピンクの上からそのまま色掛けしてもらった割に、希望していた色そのままに上がってきて大満足!

 

下に白地の麻の長襦袢を着ているのですがこの色、地模様さえなければそのまま法事にも着ることが許されそうですよね。

 

それにしても、正絹の着物ってほんとに凄い!

45年前に親に誂えてもらった着物がこうしてちゃんと息づいているのですから。

解いて洗い張りして色掛けした絹が、まるで新しい物のように仕立てあがっています。

 

あわせた帯は、こちらも紗、紅型の名古屋です。

京紅型の優しい色目や雰囲気がとても気に入っている初夏に重宝する帯です。

 

(↑画像が霞がかかったようになってはっきりしませんが)

帯揚げは白地の絽縮緬。 所々に様々な色で星が刺繍してあるので

私の中では天の川のイメージの帯揚げです。

帯締めは単衣から薄物の時期に合わせやすいレースに近い印象の高来(?だと思うのですが…自信ありません)

 

 

庭のツボサンゴ、まだ盛りのように咲いています。

開花時期がこんなに長いとなんだかいじらしくなってしまいます。

頑張って咲いてくれてるんだね、と話しかけながら水やりしてるので

通りかかった人に聞かれたら「変な人」です(^^;)

 

夫の育てている睡蓮も次々咲き始め出しているようです。

 

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