こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

単衣の紅花紬でお稽古に。

9月も重陽節句を過ぎるとさすがに薄物を着るのは憚られ、

今日のお茶のお稽古には単衣を着て行きました。

 

なぜか、前向きと後ろ向きとで画像の色が違ってます。

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以前から気になっているのですけれど、

前向きと後ろ向きで画像の色合いが違って写ってしまうのはなぜなんでしょう……(・・?

 

今日の着物は

単衣の紅花紬

帯は紗の紅型

帯揚げは薄紫の絽、帯締めは白に花紺色がぼかしで入っている冠組です。

着物だけは単衣にしたものの、帯や帯揚げはまだ盛夏のもの、

実は長襦袢も麻を着ています。

 

天気予報では夕方から雨、ということで

晴雨兼用の草履をはき、雨コートと傘を持って出かけました。

途中、雲行きが怪しくなってきた時間帯もあったようですけれど

(葦簀で仕切られたお茶室の中にいても外が暗くなってくると漏れてくる光で不思議とわかります)

 

午後4時半、お稽古が終わって外に出たらまぶしいくらいに晴れていて

タオルハンカチで額の汗を押さえながら大通りまで歩きました。

 

雨コート、と言えば。

 

私がいま持っているのは娘時代に誂えてもらった朱色にグレーや深緑の線で格子柄の入った、(あぁ、昭和のですね)という雨コート(道行き衿で袷に仕立て)と、

「慶弔どちらにでもお使いいただけますよ」と勧められて伊勢丹の呉服売り場で買ったからし色の既製品のポリエステルの薄手のもの(着物衿タイプ、以外に高くて3万数千円しました・汗)

それに、灰白の地に控えめに飛び柄の入った紬風のポリエステルの反物で仕立ててもらった少し厚めの地の単衣仕立てのもの(着物衿仕立)、 その3着です。

 

『昭和の雨コート』はこの10数年、出番がなくてもう処分しようと思いながらも

和箪笥の一番下の引き出しの、そのまた一番下に、ひっそりと身をひそめるようにしまわれていて、時々思い出しては(処分しなきゃなぁ)と気になっています。

古い物ですけれど状態がとてもいい&当時かなりいいものを誂えてもらった、という気持ちが邪魔をしてなかなか踏み切れずにいます。

 

どなたかが着てくださるととても嬉しいのですけれど

今時、昔一世を風靡した朱色地に格子柄の雨コートなんて今時の人は着ないのでしょうねぇ……

 

リメイクして何かに仕立て直す?

何も思いつきません。

どなたかよい知恵をおかしくださいませんか?

 

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