先日のお茶のお稽古の時のこと。
お稽古が終わって帰り支度をしている時に靴下を脱がれたお仲間の足元に
きれいな色が乗っていました。
急に暑くなって、素足にサンダルで出かける季節。
ペディキュアに行きたいな、と思っていた気持ちが
お仲間の足の爪を見てムクムクと湧き上がってきたのです。
手の爪は、お茶のお稽古を続けている間は本格的なネイルをするわけにはいかないので
時々、『貼るネイル』で楽しんだりしているのですけれど
足の爪はサロンでお願いしています。
単色塗りで仕上げてもらいました。
大好きなマゼンダ。
これから暑い季節を迎えるのでこれくらいの色をのせてもいいですよね?
還暦を過ぎていても、こうやってネイルをしてもらうと気分が上がります。
コロナの影響でサロンも営業を自粛されていたようですが
今月に入って再開されたようです。
ただし、ネイリストさんとの間にはアクリルの衝立があって
お互いにマスクは付けたまま。
他のお客さんとは重ならないように予約は一人だけ、という念の入れようです。
家に帰って夫の前を素足で何度か歩いてみましたけれど
まるで気が付いていないようです。
我が家の夫は私が丸坊主にでもならなければきっと何をしても気が付かないんでしょうね(^^;)
先日、しばらく連絡を取っていなかった友達からLINEがきて、
先月、急にお腹が痛くなって夜中に救急車で緊急入院し、虫垂炎の手術をした、と知らされました。
その友達は私よりずっと若い人で、
小学校2年生と幼稚園のお子さんが二人いるお母さんです。
しかも、旦那さんは他府県へ単身赴任中。
コロナの感染者が多かった5月、救急車が搬送先の病院を探すのも大変だったそうで
やっと受け入れ先が決まって、翌日手術、三日目には退院ということになっていたそうで
「まだ痛みが取れていない」とLINEには泣き顔のスタンプが付いていました。
友達は関東出身者でこんな時に頼りにしたいご両親やご兄弟はみな、関東にお住まいで
コロナの影響で京都へ来ることもままならず、
やむなくご近所のママ友に子供たちを預かってもらっての3日間の入院だったのだそうで
自分の体の痛みもだけれど、どんなにか子供たちのことが気になったことでしょう。
今回のコロナ騒動の中で、きっといろいろな場所で同じように
不自由な思いをされた方がいらっしゃるのだろう、と
若い友達とのLINEのやり取りをしながら「非常時」を改めて感じた時間でした。