暮れにかなりひどい光線過敏症になってしまって
hibinokurasikata.hatenablog.com
やむなく予約していた美容院をキャンセルしました。
本当ならキレイにカラーをしてクリスマスやお正月を迎えられたはずだったのに
髪の分け目の根本、白髪が目立つ部分にパウダー状の白髪隠しファンデーションを塗ってごまかしながら過ごしていました。
ちなみに、私が使っているのはこちら↓
これを頭頂部の分け目や髪を耳にかけた時に目立つ生え際に塗ります。
付属のパフだと手が汚れたりすることがあるので私は少し硬めのファンデーション用のブラシを使って塗っています。
以前は見かけることの少なかったこの手の商品、今はいろんなメーカーさんが出しているみたいですね。
で、光線過敏症が割と落ち着いてきたのでやっと美容院でカラーとカットをしてきました。
と言っても、まだマスクに覆われていなかった両頬の耳側は赤黒く皮膚が変色しています。
なのできっと美容師さんはカラーするのが怖かったでしょうね……
もしも刺激になって何かあったらクレームにつながりかねない、とカラーを断られるかも……と心配しつつ行ったのですが施術してもらえてホッとしました。
なにせ年末は頭皮まで赤く腫れて痒みがあったので美容院へ行くなんてとても無理だったのです。
飲み薬と塗り薬の効果があって痒みと腫れは引いています。
あとは日にち薬で変色してしまった皮膚が生まれ変わるのを待つしかありません。
痒みと腫れが完全に治まるまでは過敏になっている身体がますますアレルギー反応を起こさないようにお寺の修行僧のような食生活をしていました。
今日、甘い物解禁。
美容院の帰りに大好きなあんみつを食べてきました。
私、自分でもあきれるくらいあんみつが好きで、
自宅にはいつでもあんみつを作れるように、
ゆで小豆とフルーツの缶詰を常備しています。
でも、外で食べる甘味処のあんみつは格別!
さて、年末押し迫った12月28日、
こんなニュースが飛び込んできました。
記事を読むと「初釜式は中止、一部門人の稽古始は行う」とありました。
私がお稽古している流派でも元々、令和三年の初釜は来賓などはお招きせず
社中のみで会席は無し、という例年に比べるとかなり小規模な初釜になる、と決まっていました。
毎年行われている東京での初釜も中止、京都の家元のみで、ということになっていたのですが
年末のコロナ感染の様子をみて三千家でご相談があったのでしょう、
「初釜式」は中止、と発表されました。
この時期、着物を召した男女が大勢、家元へ集まってくるのはやはり避けるべき、という判断がされたのでしょうね。
このニュースが流れた夜、お仲間との間でLINEやメールが飛び交いました。
「家元の初釜、中止になるのね、私たちもお伺いしない、ということになるのかな?」
「なにか連絡あった?」
「うちの社中の初釜はどうなるんだろう?」
中には初釜のために訪問着を誂えた方もいたりして
LINEのグループ内でちょっとざわざわしました。
日本で一番歴史のあるお箸屋さんの娘である友人と10月に会った時に
「来年の初釜は会席をしはらへんことになってお箸の注文がこないねん」
とショックを受けていました。
京都の老舗で本来、インバウンドの恩恵とは無縁のお商売をしている友人の実家ですけれど
初釜用のお箸の注文が来ない、というコロナの影響が直撃してきたことに
「〇〇ちゃんのお店にもコロナの陰が……」と、ユジンからその話を聞いた私もショックでした。
異例づくめの2020年、そして2021年の幕開け。
東京での感染者の数をニュースで聞くたび(これからどうなってしまうのだろう)と
不安で心が沈みます。