この度の台風19号の被害に見舞われた皆様、そして犠牲となられた方々に
心よりのお悔やみ、お見舞いを申し上げます。
日本列島を取り巻く気候変動の影響か、
年々自然災害の脅威が増しているように感じます。
そんな中、中止か、開催か、と気を揉んでいたラグビーワールドカップ
一次リーグ、日本VSスコットランド
もう結果はご承知の通りですけれど
本当に素晴らしい試合、素晴らしい日本チームの戦いぶりに胸が熱くなりました。
緊張の連続の中、TV観戦した試合、
日本チームのフォワードの力強さ、スクラムは対戦したどこのチームにも勝っていたことに感動し
ボールを受け取ったバックスの走りに手に汗握って応援しました。
これほどまでのチームになるために選手の皆さんやご家族、
周囲の方々がどれほどの思いをしどれほどの努力を重ねてこられたことか
想像することさえできないような辛く厳しい日々を過ごされてきたのだと思います。
試合後の選手のインタビューでもこの度の台風の被害に見舞われた人々に対する
応援のメッセージを聞くことが出来て
本当に素晴らしいチームであることを同じ日本人として誇らしく思いました。
そんな興奮冷めやらむ中ですが。
今日は10月二回目のお稽古日でした。
薄ピンクの地に白・オレンジ・淡いグリーン・ブルーなどの
波紋のような線が入った小紋。
あっ‼足元に猫砂が……(*_*;
この小紋、
生地は六角東洞院東入ルの『大塚』のもの。
とろりとした綸子の白生地を少しくすんだピンクに染めてもらいました。
帯は古い羽織を仕立て直したもので、元は黒絵羽織でした。
娘時代に誂えてもらった羽織は当時の流行で着丈が短くお尻が隠れるくらい。
最近では黒絵羽の羽織を着る機会もないので、
同じく娘時代の一度も袖を通したことのなかった総絞りの羽織と一緒に
名古屋帯に仕立て変えてもらったものです。
何十年も羽織のまま、箪笥の肥やしにしていましたけれど
帯にすることで生まれ変わり、とても重宝に使えるようになりました。
余り裂で
利休バッグも作ってもらったので対で持つと人目を引くらしく
「お揃いですか?」と声を掛けられる機会が多いのも嬉しく、
本当に羽織から帯やバッグに仕立て変えて良かった、と思える2点です。
帯とバッグになった羽織2枚、こうしてみるととても40年近く前の物を
繰り回したとは見えないらしく、
「これ、元は羽織だったの」というと
お稽古のお仲間からも驚いてもらえるのも嬉しいことの一つです。