こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

二日連続の着物 黒地 型染め小紋で。

25日、日曜日もお茶のお稽古に出かけました。

この日は朝から雨。

 

雨の日こそ明るい着物にすればいいのに、なぜかこの日も地味目な小紋を選んできています。

 

 

黒地に白の型染で四季の植物やなんだかよくわからない風景?が染められています。

で、やはり地味です。

少しでも明るい抜け(最近流行りの抜け感?)を印象付けたくて帯は薄桃色の西陣

たれの裏側に「わらべうた」と帯のタイトルが入っています。

 

この帯を買った時のエピソードは以前にもここでご紹介したことがあると思うのですが、

普段からお手入れや仕立て直し、時々お買い物させてもらっている呉服屋さんで棚に飾ってあるのが目に留まり仕立ててもらったのですが、どうやら仕入れてすぐの帯地だったらしく、

後日、仕上がった帯を受け取りに行ったときにお店の奥さんが

「この帯、無くなってるのを見た時に主人に『誰に売ったん⁈』と聞いたら

 『こと子さんや』と言ったので「それならいいわ」って言うたんよ、すごく気に入ってた品やったんでどなたに買ってもらったんかな、と思って」と言われ

思わず

「ひぇ~、怖い(笑)」と言ってしまった帯です。

 

帯まわり

 

帯揚げは無地の縮緬 裏葉柳色

帯締めは鳥の子色の冠組 この画像ではわかりませんが房のところだけが紫になっています。

 

この数日、雨が降ったり、時に雪?と思うような氷雨のようなものが落ちてきたり、で外回りの掃除がなかなかできなかったのですが、

今日は朝からいいお天気で、庭に出て花がら摘みをしたり、雨の間にぐんぐん顔を出してきた雑草を抜いたり、見ごろになってきた水仙などの鉢を目立つところに置いたり(表ステージに出してやりました・笑)、

ふと気が付くと2時間余り、庭に出ていました。

その間、最近なんだかまた分離不安気味がひどくなっているタイガーが室内で

にゃーにゃー(戻ってこーい!)と鳴いている声が聞こえていました。

 

明日は美容院の予約が入っています。

この数日で一気に気になりだした分け目の白髪を染めてもらってきます。

 

 

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中村勇二郎の江戸小紋でお稽古に。

先週末は土曜・日曜と二日続けてお茶のお稽古に出かけました。

24日 土曜日は午後からお稽古

13時に始まって17時くらいまで。

お稽古に参加しているメンバーそれぞれが違う点前を見ていただきました。

 

5月のような陽気の日もあった2月半ば、なのに

先だっての週末は冷え込んで着物だと首筋、衣紋を抜いたうなじが冷たくて風邪をひきそうなのでフルレングスの塵除けコートに暖かいカシミアのストールを巻いて出かけました。

 

 

着物は伊勢型紙の人間国宝・中村勇二郎の江戸小紋

 

この江戸小紋については以下の記事で書いています。

 

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

地味な地色で、実のところあまり好みじゃない1枚なのでめったに出番がありません。

この日も、お稽古仲間から

「今日はいつもと雰囲気が違うね」だとか

「地味!」とか

「もっとかわいい、明るい色が似あうのに」とか、

遠慮のない仲だからこそ、の感想をいただきました。

でも、私らしくはないけれど

「すごく凝ったいいキモノねぇ」とも。(笑)

 

帯は、何度か記事にした、友人の義妹さんからの頂き物。

こちらもやはりしつけが付いたままの状態でゑり善の畳紙に包まれていた帯です。

織が少し変わっていて、私には何という技法の織り方なのかわかりません。

模様も変わっていてオリエンタル調なのかな? の模様が市松格子の中に入っています。

この帯はしゃれ帯なんでしょうね。

着物が地味なのでこれくらいの色目の帯のほうが映えるか、とこの帯を締めてみました。

 

帯まわり、

帯揚げは朱赤に梅や菊の刺繍が金糸で入った縮緬

帯締めは乳白色の冠組にしました。

 

 

気圧の変動があったせいか、この土曜日から翌日日曜日にかけて、片頭痛に悩まされ

鎮痛剤を「君、薬飲みすぎだよ」と夫に注意されるくらい服用してのお稽古へのお出かけでした。

 

春の荒れた気候は気象痛持ち、片頭痛持ちにはなかなか厳しいです。

 

日曜日の取り合わせは次回、ご紹介させてください。

 

 

 

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引っ越し水仙、咲き始める。

昨年初秋に引っ越してきてからもうすぐ5か月になろうとしています。

花も花木も何もなかった新居の庭に、一緒に引っ越してきた以前の家の庭の木や埋め込んであった球根たちがしっかりと根付いてくれています。

 

まだまだ庭造りはこれからですけれど、夫は出勤しない日にはバラを地植えしたり、

オベリスクやラティス、パーゴラに誘引する準備をし、

私は季節季節の球根や多年草の草花を植えこんだりしています。

 

 

恐るべし雑草たち。

毎日、気が付けば抜いている雑草、この数日の降ったりやんだりの雨に、ちょっとさぼっていたらあっという間に増えてしまっています。

前の家から連れてきた水仙の球根や冬咲の草花たちを植えこむときに肥料を土にすきこんだので栄養たっぷりの土に雑草が生えてこないわけはないのですけれどね……

 

水仙が無事に咲き始めてくれています。

 

 

チューリップも順調にいってるようで一安心。

 

 

鉢植えにした水仙たちももう一息。

 

植物の力ってすごいですね、

以前と環境が変わっても(前の家より日照時間がずっと長くなりました!)ちゃんと育ってくれています。

 

朝夕に散歩されている方などにも

「お花が好きなんですね」と声をかけていただいて、何となく顔見知りの方も増えていっています。

 

明日は実家と、母の暮らしている施設に、義理の叔父と行くことになっています。

会うたび小さくなり、耳が聞こえづらくなり、時に私を叔母(母の妹)の区別がつかなくなっている母、なんだか長く生きていることが可哀そうに感じてしまうこの数か月です。

 

 

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サンシュユとネコヤナギ、ストック

本日はサクッと更新、の予定。

 

この週末はお稽古には出かけず、着物を着る機会もありませんでした。

母のことや、実家関係の身内のこと、他にもなんだかすっきりしない、

何、と表現できないけれどなんだか気持ちがもやもやすることがあって

お稽古のなかった日曜日、買い物に出たついでに花屋さんをのぞいてみました。

 

 

買って帰ったのは サンシュユとネコヤナギ、それに紫色のストック。

 

ストックが部屋にあるといい香りがします。

 

サンシュユ 茶花で使うときに「サンシュ」といいますけれど正式にはサンシュユ

余談ですけれど、私は昔から『ひえつき節』の出だしを「庭のサンシュの木」と歌っていると思い込んでいたのですが、あれ、「庭のさんしゅう(山椒)の木、鳴る鈴かけてヨーホイ」だったんですって。

皆さん、ご存じでした?

 

このサンシュユ、お茶のお稽古の大先輩のお宅のお庭にあって、秋にはグミに似た赤いナツメ型の実がたわわになったのをお稽古にお持ちくださったことがありました。

 

 

ネコヤナギ。

柔らかな芽吹き。

若い方はご存じないでしょうけれど、私が若い頃(中学とか、もう少し前)

フォークブームというのがあって高石ともやという人がネコヤナギが出てくる歌を歌っていました。

今、ネットで調べてみたら『春を待つ少女』っていうタイトルでした。

高石ともやさん、京都にお住まいで、以前はよく京都駅の前でギター1本抱えて街頭ライブしていらっしゃいました。

お元気かしら?

 

www.youtube.com

 

ネコヤナギもサンシュユも早春の花。

春の訪れが近いことを知らせてくれる花木なんですね。

 

 

先日、かわいいプレゼントをいただきました。

 

バラの形のメレンゲのお菓子。

ちょっとお手伝いをしたお礼?で下さったのだと思いますがとてもかわいいお菓子で

缶のふたを開けた時に思わず「わぁ!」と口に出ました。

 

さ、さっそく我が家のチェック隊の隊長と副隊長が

 

タイガー隊長ったら、隙を見てちょっと舐めていました*1

葉っぱ隊員は匂いを嗅ぐだけ。

 

心の中の、なんだかすっきりしないもやもや

今夜はぐっすり眠れるかしら。

 

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*1:+_+

2月11日のお稽古の着物と、虎屋 京都ギャラリー

日曜日は2月2回目のお稽古日。

朝はいいお天気だったけれど、天気予報では午後から時々雨、となっていたのでお稽古バッグに折り畳み雨傘を入れて、晴雨兼用の草履をはいて出かけました。

 

 

どっしりと重い、とろりとした綸子の小紋

画像では「ピンク!」という風に見えますけれど、少しオレンジがかかったような虹色の地に、オレンジ・黄色・水色・白などの線がゆらゆらと描かれています。

綸子の着物は着付けがしにくいと思うようになりました。

私が娘の頃は縮緬と同じくらい綸子の着物が多かったように記憶しているのですが

最近は綸子は珍しいような気がします。

やっぱり着付けや扱いが厄介だからでしょうか?

帯は1月にも用いた、「元は振袖の袖だった」作り帯。

着物の地色に合わせて選んでみました。

一応、柄付けが 松・梅・桜 になっているのでいいことにして。

というのも、実はこの日は黒地に白の型染の小紋を着ていくつもりで前夜に箪笥から出して衣紋掛けにかけ、帯もその着物に合いそうなものを支度していたのですが

日曜日の朝になって(なんだかこの着物の気分じゃないわ)という気分になったので

急遽、この虹色の着物を引っ張り出して、帯・帯揚げ・帯締めを差し替えました。

で、時間がない!と慌てて気つけて出かけたら

なんと1時間勘違いしていて、いつもお稽古に入る予定にしている時間の1時間前に宗匠宅に到着してしまいました。

お稽古は何時に行って何時までいようとも自由なので朝から稽古終いまで一日お稽古場にいる方もいらっしゃいます。

 

帯まわりは

空色に薄紅で梅の絞りが飛び柄で入っている帯揚げに

薄桃色の冠組の帯締めにしました。

この画像だと着物の地色や描かれた線描がよくわかります。

 

この日、午後からはお稽古仲間と出かける約束をしていました。

烏丸一条西入 とらやさんの一条店のギャラリーでお稽古仲間の方が関係する展示会をされていたので拝見しに行ってきました。

 

 

この鎧や装束に使われている絹糸は1000年前の平安時代のものを

蚕から育てて染色などすべて当時のままに復元されたもので、その活動をしているのがお稽古仲間で創業元禄元年(1688年)の西陣織の老舗の、今は息子さんに代を譲って会長になられている方。

 

小石丸などの蚕の養蚕から始まって糸を染色するところまでを映像にしたドキュメンタリー映画の準備も進行中だそうです。

 

www.youtube.com

 

なんのお約束もなくギャラリーに伺ったのですが、たまたま党のご本人がいらして

珍しい蚕の話や古来の染色技法の話など詳しく解説していただいて新しく知ることの多い展示会でした。

 

お稽古終わりに伺ったのでギャラリー展示を見る前に虎屋の店内で遅いお昼を。

 

 

2月のお食事はお赤飯とにゅう麵のお吸い物、それに黒豆・しば漬け・すぐきの3点。

おなかがすいていたので完食いたしました。

 

 

 

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うっかりニンニク(´;ω;`)

いきなりですが、今日の我が家の夕食は欧風ビーフカレーでした。

 

サフランライス

※ お米2合 サフラン一つまみ 塩 一つまみ バター10gほど

 

  お米は洗ってざるに上げ水けをきってしばらく置いたのち2合の分量分の水をいれ

  サフランと塩を入れてひと混ぜ、バターを落として炊飯器のスイッチを入れます。

 

欧風カレー

※ 牛肉カレー用 300~400g

  玉ねぎ 2玉  人参1本 セロリ1本(葉の部分も使う)

  リンゴ 1個 塩コショウ ローリエ2.3枚 お好みの市販のカレールー

  水 750CC(圧力なべを使わない場合は800CC)

 

フライパンに少したっぷり目のオリーブオイルを熱して、そこにニンニクを薄くスライスしたものを入れてガーリックチップを作ります。

きつね色にカリッとなったニンニクの薄切りを取り出したオリーブオイルの中に

塩コショウしたカレー用の角切り牛肉を入れてお肉の周りに美味しそうな焼き色が付くまで炒めます。

お肉に焼き色が付いたらフライパンから圧力なべに移し、水を入れて火にかけます。

人参・セロリを小さく切ってお肉を取り出した後のフライパンで炒め、お肉の入った圧力なべに追加で入れます。

空いたフライパンで小さめに切った玉ねぎもあめ色になるまで炒め圧力なべに追加。

リンゴ1個は皮をむいて芯を取り、圧力なべにすり下ろして入れてしまいます。

 

お鍋の中身がぐつぐつ沸いてきたら丁寧に灰汁を取り、鍋にローリエを入れて蓋をして20分、圧力をかけていきます。

20分後、火を止め減圧し、ふたを開けてお肉だけを取り出し、野菜の入ったスープをハンドミキサーでピューレ状にする。

ピューレにお肉を戻しカレールーを加えて弱火でルーをとかしたら出来上がり。

 

お皿にサフランライスを盛り付け、作っておいたガーリックチップスをのせて

カレーをかけて召し上がれ。

 

 

少し手間はかかりますが美味しいカレーが出来上がります。

付け合わせはベビーリーフとラディッシュにパルメジャーノをすりおろしたサラダと

エノキとお豆腐のスープ(本当は何かポタージュにしたかったのに牛乳切らしていました)

 

おなか一杯食べてごちそうさま。

 

で、ふと気が付きました。

明日、お茶のお稽古でした‼

どうしよう、ガーリックチップス食べて、私ニンニク臭いです (´;ω;`)

 

 

 

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友人のコロナ感染、そして改めてキッチン関係を消毒

5類に移行してからというもの、何となく警戒感が薄れてしまっているコロナ。

京都の町には国内外問わず。毎日観光客が大勢やってこられます。

特に、今は‘’かの国‘’が春節に入ったので猶更。

4年前の春節、その後起こり始めるパンデミックの脅威におびえながら過ごしたこの数年。

ウィルスの力が弱まったとはいえ、やはり伝染力に変わりはなく、感染すると5類以降以前と症状はなんら変わりませんよね。

 

今朝、友人からLINEで

「コロナに感染してしまって(会社の人から感染したらしいです)

 熱が39度あり思考能力が停止状態」と連絡がありました。

 

私も5類以降直後に、コロナに感染、

39度後半の発熱が3日間続き、(コロナってこんなにしんどいんだ)って

自分が罹患して初めてコロナを実感したので友人の辛さ・しんどさが手に取るようにわかります。

でもなぜか、ずっと一緒にいる夫には感染しなかったんですけどね。

 

外出時にはマスクして帰宅後はうがい・手洗いはこの先もずっと続けないといけないですね。

 

 

今日はお天気も良く窓から差し込むお日様が気持ちよかったので

キッチン背面の棚に置いたものを全部どかしてパストリーゼで拭き上げました。

パストリーゼってその名前とかスプレーボトルのデザインから、何となく勝手に

ヨーロッパの会製品化と思っていましたら日本の酒造メーカーが作っているんですよね、

なんとなくヨーロッパ感がありました💦

 

普通のアルコールスプレーと違う点は消毒効果が3~4日続くことと

元々醸造アルコールと純水が原料なので食べ物や食器の消毒にも使えて

ペットが舐めても安心なもので、

我が家はコロナ感染が騒がれる以前はドラッグストアで売っている除菌スプレーで掃除していたキッチンカウンターなどを、コロナをきっかけにパストリーゼに切り替えました。

 

友人のコロナ感染を聞いて、何となくキッチンを掃除したくなりました。

友人とはしばらく会ってないし、友人のコロナ感染と私の掃除したい熱は全く関係ないんですけど(^^;)

 

で、パストリーゼで除菌しすべてのグッズを元に戻したキッチン背面棚がこちら。

 

 

ついでに冷蔵庫の中身も全部出して庫内を消毒掃除しました。

 

冷蔵庫の中はKEYUCAのクリアストッカーで用途に分けて収納しています。

 

 

さぁ、お天気もいいし、午後は庭作業をすることにします。

では、また(^^♪

 

 

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