こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

記憶にないほど久しぶりでした。

この冬一番の寒さだった今日の近畿地方

京都でも初めて雪が降りました。

といっても、粉雪がちらちらと風に舞っているくらいでしたけれど。

 

夜のNHKのニュースではお約束の

「雪の金閣寺」の映像が紹介されていました……

そういわれればかすかに屋根の上に雪がみえるかしら、というほどの雪景色でした。

 

この冬は予報通りの暖冬で

だからこそ、例年なら当たり前の「最高気温5度」も格別に寒いように感じた今日、

予約していた美容院に行きました。

途中、観光地の近くの繁華街にも、かの国の人は少ないようで

いつもなら氾濫しているカラス天狗のような黒いマスク姿もあまり見かけませんでした。

 

カラーとカットしてもらってお店を出るとお昼を少し回っていて

どこかで買い物して帰ろうかと思ってみたものの

今夜は夫が夕食のいらない日だったことを思い出し、

(寒いし、買い物はまた明日にでもして今日はこのまま帰ろう)と思い直しました。

 

と、美容院のすぐちかくのKFCが目に飛び込んできて。

 

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久しぶりに、本当に久しぶりにカーネルおじさんのフライドチキンを買いました。

前に食べたのいつだったか記憶にありません。

数年、の単位じゃないくらい久しぶり。

パッケージは私の知ってたあの赤い箱じゃなかったけれど

あぁ、でも味は変わっていなかったわ。

(この雪の結晶のパッケージは通常のものじゃないのかしら?)

 

箱の中にはチキンのピースが2個とビスケットが一つ(だって私がそうオーダーしたから・笑)

紙の袋の中身はコールスローです。

 

テイクアウトして家に帰ってからNHKの連続ドラマを見ながらゆっくり食べました。

 

明日は朝からお茶のお稽古。

午前中は風炉の灰つくりのお稽古のお当番、

午後からは奥のお稽古です。

灰つくりは神経を集中して前かがみになってやらないといけない

難しい作業なので着物で行くのはちょっと厳しいかも。

 

灰つくりのお稽古をするといつも(神経が)へとへとになります。

明日、頑張れるかしら…… 

 

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「おめでとうございます」と言われたのは初めてでした。

お年玉付年賀はがき

今年頂いた賀状で切手シートが当たったのは6枚でした。

ここ最近では当選が一番少なかった……

 

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切手シート、なんだか今年は色合いもデザインもいつもとちょっと感じが違ってるみたい。

郵便局の窓口の係りの方も

「今年はなんかカラフルですよねぇ」って手渡してくれました。

 

いつもは家から一番近い郵便局で引き換えをしてもらうのですけれど

今年はたまたま出先で見つけた郵便局に持ち込みました。

(というか、バッグに入れて持っていたので、あ、そうそう、とたまたま見かけた郵便局へ入ったわけです)

 

窓口で当選のはがきを見せた時に

 

「おめでとうございます!」と元気で明るく声を掛けられ

切手シートを渡してくださるときにもう一度

「おめでとうございます!」と言ってくださいました。

 

お年玉付年賀はがきの引き換えに行って

「おめでとうございます!」と言われたのって

考えてみたら初めてかもしれません。

 

昨年、2等に当選した時も窓口の方があたふたと(手順をいちいちマニュアルで確認してました)

されていたものの、

「おめでとうございます!」とは言われなかったなぁ、って

今日、窓口で言ってもらって昨年のことをそんな風に思い出しました。

 

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

 

「今年は切手シート6枚しか当選してなかったわ」

 

と夫に言いましたら

 

「今回は喪中のはがきがいつになく多かったからなぁ、それでやろ」

 

と言っておりました。

 

 

大きな声では言えないことですけど

 

夫はいただいた年賀状を見ません……(゜-゜)

お引っ越しなどで住所変更を年賀状でお知らせくださる方もいらっしゃるというのに

見ません……

 

なので、住所が変わった方の『郵便局の転送サービス』が終了して

自分が出した賀状が宛先人不明で戻ってきたときに初めて住所が変わっていることに気が付きその方からいただいている年賀状を探して新住所を確認する、というシステムになっています。

 

そんな年賀状を毎年、表裏印刷してそのままポストに投函する、ということに

どれほどの意味があるのか甚だ疑問に思う妻なのでした。

 

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2月最初のお稽古 水仙の帯で

久しぶりのお茶のお稽古でした。

気が付けばあっという間に2月。

床の掛物は豆まきの画に家やらいの歌が書かれたものでした。

(家やらいとは古神道の儀式で建物を浄めることを言います)

 

今日の着物

薄灰(白汚しに近い感じの色目)に花丸紋があっさりと描かれた小紋

水仙の染め帯

 

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帯揚げはからし色、帯締めは色の冠組にしました。

 

少し久しぶりのお稽古でしたけれど

濃茶を見ていただきました。

 

巷を騒がせている新型ウィルス肺炎

考えてみるともし感染者がいたりしたら濃茶ってかなり危険です(-_-;)

 

本日のお茶室では新型コロナウィルスの話は殆ど出ることなく

1月に行われた家元での初釜の話などでいつも通り楽しい時間だったのですが

こういうことからもやはりお茶室の中というのは心地よい時間が流れるなぁ、と思いました。

 

 

お稽古の帰り道、裏千家の茶道資料館で開催中の展示会へ行ってきました。

 

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明治時代に開催された世界博覧会に出品された茶道に関係するお道具が展示されていました。

 

www.urasenke.or.jp

 

ゆっくりと館内の展示室を拝見した後、

呈茶席でお薄を一服いただきました。


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二條若狭屋の『ふく梅』

ふっくらと愛らしい。

ちなみに今日のお稽古場での主菓子も同じく二條若狭屋さんで

私共のお稽古場では『福は内』お多福さんの顔のじょうよ饅頭でした。

 

 

さて、2月16日は京都マラソンが予定されています。

参加するランナーは約6万人。

どうなるんでしょう……

実施されるのか、今年は中止になるのか。

 

今日は京都市長選挙でした。

どなたに決まるか、間もなくわかるでしょうけれど

どなたが市長になるにしても個人的には英断を持って今年の京都マラソンは中止にしてほしい、と思ってしまいます。 

 

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ペインクリニックへ行く

先週からの実家関係の諸々でどうやら私のキャパシティを超えてしまっていたらしく、

肩や背中がばりばりで、鎮痛剤を飲んでもちっとも治まってくれない頭痛を抱えていました。 

 昨夜、あまりのつらさに眠れず、とうとう病院にいくことにしました。         

 私は科にかかわらず、基本的に病院がこわくて、            

 できればいかずにすまそうと、いつもぐずぐず、受診を遅らせることが多いんです。                           

でも、今回は本当に我慢の限度を超えてしまいました。                            

 ネットで肩こりと傷みの緩和を主として診療している医院を探しました。                           

 自宅からさほど遠くないペインクリニックのHPを見つけタクシーででかけました。                              

 原因は肩こり、自分でわかっているんです。              

で、「肩がパンパンにはって、気持ち悪くて、頭痛が1週間ほど前から・・・」と症状を話しました。                         

 触診をして、血圧を計って(上が169でした・苦笑)、も一度計って(同じでした)                           

ふと見ると、大きな注射器に薬がちゅーーーっと吸い上げられています(゚Д゚;)

 

ま、まさか!                                

「とりあえず筋肉の緊張をほぐす注射を打ちましょう」の言葉と同時に、看護士さんに首を傾げた形で固定され、                             

ブチッ  

の音が耳の下でしたと思ったら             しゅるしゅる・・・ っと液体が耳の後ろあたりに入って行く気配

あぁ、なんかくらくらしてしまいそう。                              

注射針は次々と首のつけ根から腰に向かって打たれて行きます。           

 左右全部で10ヶ所                                

もう、あまりに突然のことでなすすべもなくされるがママのわたくし。                            

その後、念のため市民検診しときましょう、といわれて、血液検査、心電図、など、次々と検査をこなしているうちに さっきの注射の効果(?)か、首筋が熱い感じがし始めました。                            

 午後から頚椎の専門の先生の診察があるから、と予約を取ってもらい、いったん帰宅。                               

 身体がつらいところへ、怖い怖い注射をしたせいで  ショックでふらふらしている私は何ものどを通らず、           

 夕方、予約の近づいたので再度クリニックへ出かけました。                            

 レントゲンを10枚ほども撮ったでしょうか。                             

 診察を受けると、首も背骨も肩も、骨はすごくきれいで、なんも問題もない、らしく、(だから!肩こりなんだって・・・)と心の中でつぶやきながらもほっと一安心。                          

 鎮痛剤と湿布薬をいただいて帰りました。                             

ひどい肩こりは、直接幹部に注射をする、という事はネットで読んだりしてたけど         

 まさか自分がそうなるなんて。             

 クリニックに出かけた時には、筋肉をほぐす飲み薬でももらおう、くらいの気持ちだったんですけれど。

  まぁ、症状が緩和してるのでいいんですけど。                             

 でも、またいつぶりかえすやら。                              

 肩こり知らずの人がつくづく羨ましいです。   

 

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大阪でランチ

大阪へ行く機会はそのほとんどがお茶会関係です。

そして時々、美術館と友達とのランチ。

 

JR大阪駅も行くたびに様子が変わっているような気がします。

お上りさん状態(笑)

 

待ち合わせのために駅の改札の近くの柱に立っていた時に見かけた同年代と思われる女性の何人かが例の『グレイヘア』で

見かけた皆さんが申し合わせたように、ベリーショートに近いスタイルにベレー帽をかぶり

足首あたりまでのロングスカートをはいていたのがとても不思議な感じがしました。

 

おしゃれにグレイヘアスタイルをキープするのってとてもハードルが高そう。

ベレーの前や下から少し除く髪はおしゃれに見えたけど

外出時以外のベレーのない姿はどんなだろう、とちょっと持ってしまいました。

 

ともあれ、

ランチ。

 

先日のお別れの儀式の前後、母との時間の中でおそらくこってりしたものに飢え始めていたようで、イタリアンが食べたくて仕方なかったので

 

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サラダとピッツァマルゲリータ

 

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選べるパスタはカルボナーラにしました。

小さなデザートはチョコブラウニーとシュークリームとロールケーキが乗っていて

飲み物はレモンジンジャージュースです。

(私のグラスの向こうに見えてるのはノンアルカクテル)

 

このお店、半オープンで通路から中が見える作りだったのと

店内のお客さんのほぼ全員が女性だったので

とても賑やかで(うるさい、とも言います……-_-; )

なんだか落ち着きませんでした。

 

 

先日の義叔父のことで少しショック(ストレス)を受けたらしい母は

元々パーキンソン病の症状が一番出ていた左足が頼りなくなってしまって

「足に力が入らない」としきりに訴えています。

 

これからは実家へ様子をみに帰る回数が増えそうです。

 

夫を亡くした叔母には娘が三人いたのですが

2013年の夏に、長く苦しい闘病の末に三人姉妹の次女が亡くなっていて

その闘病中の看病や次女家族の世話、亡くなった後の諸々の後始末が終わった頃に

喘息と心房細動と軽い脳梗塞を立て続けに発症し、

今はお医者様から「庭の草抜きもしてはいけない」と言われる生活をしています。

 

近所に住む妹を気持ちの上でも頼りにしている実家の母は

義叔父が亡くなったことよりも(身勝手ですが)そのことによって

自分の妹がますます弱ってしまうのではないか、

自分より先に逝ってしまうのではないか、

その懸念があってショックを受け足が立たなくなってしまったように思います。

娘が京都に住んでいて、いざというときにすぐに頼りになるのは

近所に住んでいる妹とその娘(叔母の家は叔母の三女が同居しています)

 

「年を取ると自分のことしか考えられない」と開き直ってしまっている母は

一人っ子の私が(言葉は悪いですが実感です)振り回されるのは

「こと子の持って生まれた運命や」と言い切って悪びれません(苦笑)

 

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池田重子さんの着物の世界

マツコの知らない世界』は好きな番組の一つで

毎週楽しみにしています。

 

その『マツコの知らない世界

今夜の放送内容は「クレープ&古着きものの世界」でした。

 

正直、クレープはどうでもよかったので後半の古着きものを丸ごと1時間やってほしかった (-_-;) 

 

 

番組で紹介された中からTV画面の画像を貼ってみます。

 

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左の画面の左から三番目の着物なんてアンティーク着物の愛好家の方なら垂涎ものでしょうね(^^)

 

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↑の画像の矢印の着物の見事なこと。

 

番組に出演されていたのはこの着物たちをコレクションされた池田重子さんの娘さんの

池田由紀子さん。

白金台で着物のお店をやっていらっしゃるんですね。

 

ikeda-kimono.com

 

100年とは言わないけれど

お茶のお稽古仲間の娘さんで、時々お稽古に着物で来られる方があるのですが

その方が着てこられる着物はおばあさまのものが多く

今では見ることのできないような上品な色目や手の込んだ友禅の柄行、なにより

たっぷりとした厚みのある生地で仕立てられていて

昔の反物は本当にいいものが多くあったんだわ、ということを感じます。

 

私が母から譲ってもらった着物は主に昭和40年代のもの。

着物産業のピークで量産していた時代です。

実家のタンスにはいいものもあれば普段着用にしていたウールや合繊の着物もあって

玉石混合です。

その中から自分が着たいと思ったものを実家に帰るたび、

1枚、また1枚と持ってきているのですが

持って帰ってきた着物はいつもお手入れをお願いしている悉皆屋さんにお任せで預け

裾や袖口、かけ襟の汚れなどを落として撥襟になっているものは拾えりに

仕立て直してもらっています。

 

最近ではリサイクルの着物が簡単に手に入るようになって

着物生活も気軽に楽しめるようになってきましたけれど

着物の世界に足を踏み入れることへの敷居を高くしているのは

お手入れの面倒さと経済的負担、それに洋服と比べて保管に気を使うこと、

あとは、番組の冒頭でも紹介されていた【着物警察】の存在でしょうか。

 

 

今夜放送された『マツコの知らない世界

以下のサイトで2月3日まで見ることができます。

 

www.tbs.co.jp

 

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別れ

前回の記事で触れた、肺がんで入院していた義叔父が亡くなりました。

 

先々週の土曜日、一度心肺停止状態になり

その時は蘇生したのですが

先週木曜日の未明に息を引き取った、と従妹(義叔父の末娘)から連絡があり

急所、京都に戻り支度を整えてまた実家へトンボ帰りしました。

 

義叔父(母の下の妹、私にとっての叔母)は男ばかりの5人兄弟の長男で

物静かで穏やかな人でした。

4人いる弟のうち、すぐ下の弟が10年ほど前に癌で亡くなり、

その下の3番目の弟はカソリックの主任司教でしたけれど3年前に帰天していて

今回の義叔父とのお別れでは残された4番目と5番目の弟(といってももう二人とも立派なおじいさんですけれど)が

「とうとう二人になってしまった」とそれは寂しそうでした。

 

小さい頃は盆正月といえば一緒に過ごした親戚と顔を合わせるのは

こういう機会ばかりになってしまったね、と話をしながら

親族一同で義叔父を見送りました。

 

私の生まれた家のこと、

母や叔母、義叔父の生まれた家のことや家族のこと

これを機会に一度書き記しておきたいと思うようになりました。

 

どこの家にもそれぞれにストーリーがあると思いますけれど

これまで祖母や母、叔母たちから聞いた話を整理しておきたい

そんな気持ちを抱えて京都に戻ってきました。

 

 

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