『マツコの知らない世界』は好きな番組の一つで
毎週楽しみにしています。
その『マツコの知らない世界』
今夜の放送内容は「クレープ&古着きものの世界」でした。
正直、クレープはどうでもよかったので後半の古着きものを丸ごと1時間やってほしかった (-_-;)
番組で紹介された中からTV画面の画像を貼ってみます。
左の画面の左から三番目の着物なんてアンティーク着物の愛好家の方なら垂涎ものでしょうね(^^)
↑の画像の矢印の着物の見事なこと。
番組に出演されていたのはこの着物たちをコレクションされた池田重子さんの娘さんの
池田由紀子さん。
白金台で着物のお店をやっていらっしゃるんですね。
100年とは言わないけれど
お茶のお稽古仲間の娘さんで、時々お稽古に着物で来られる方があるのですが
その方が着てこられる着物はおばあさまのものが多く
今では見ることのできないような上品な色目や手の込んだ友禅の柄行、なにより
たっぷりとした厚みのある生地で仕立てられていて
昔の反物は本当にいいものが多くあったんだわ、ということを感じます。
私が母から譲ってもらった着物は主に昭和40年代のもの。
着物産業のピークで量産していた時代です。
実家のタンスにはいいものもあれば普段着用にしていたウールや合繊の着物もあって
玉石混合です。
その中から自分が着たいと思ったものを実家に帰るたび、
1枚、また1枚と持ってきているのですが
持って帰ってきた着物はいつもお手入れをお願いしている悉皆屋さんにお任せで預け
裾や袖口、かけ襟の汚れなどを落として撥襟になっているものは拾えりに
仕立て直してもらっています。
最近ではリサイクルの着物が簡単に手に入るようになって
着物生活も気軽に楽しめるようになってきましたけれど
着物の世界に足を踏み入れることへの敷居を高くしているのは
お手入れの面倒さと経済的負担、それに洋服と比べて保管に気を使うこと、
あとは、番組の冒頭でも紹介されていた【着物警察】の存在でしょうか。
今夜放送された『マツコの知らない世界』
以下のサイトで2月3日まで見ることができます。