大阪へ行く機会はそのほとんどがお茶会関係です。
そして時々、美術館と友達とのランチ。
JR大阪駅も行くたびに様子が変わっているような気がします。
お上りさん状態(笑)
待ち合わせのために駅の改札の近くの柱に立っていた時に見かけた同年代と思われる女性の何人かが例の『グレイヘア』で
見かけた皆さんが申し合わせたように、ベリーショートに近いスタイルにベレー帽をかぶり
足首あたりまでのロングスカートをはいていたのがとても不思議な感じがしました。
おしゃれにグレイヘアスタイルをキープするのってとてもハードルが高そう。
ベレーの前や下から少し除く髪はおしゃれに見えたけど
外出時以外のベレーのない姿はどんなだろう、とちょっと持ってしまいました。
ともあれ、
ランチ。
先日のお別れの儀式の前後、母との時間の中でおそらくこってりしたものに飢え始めていたようで、イタリアンが食べたくて仕方なかったので
サラダとピッツァマルゲリータ
選べるパスタはカルボナーラにしました。
小さなデザートはチョコブラウニーとシュークリームとロールケーキが乗っていて
飲み物はレモンジンジャージュースです。
(私のグラスの向こうに見えてるのはノンアルカクテル)
このお店、半オープンで通路から中が見える作りだったのと
店内のお客さんのほぼ全員が女性だったので
とても賑やかで(うるさい、とも言います……-_-; )
なんだか落ち着きませんでした。
先日の義叔父のことで少しショック(ストレス)を受けたらしい母は
元々パーキンソン病の症状が一番出ていた左足が頼りなくなってしまって
「足に力が入らない」としきりに訴えています。
これからは実家へ様子をみに帰る回数が増えそうです。
夫を亡くした叔母には娘が三人いたのですが
2013年の夏に、長く苦しい闘病の末に三人姉妹の次女が亡くなっていて
その闘病中の看病や次女家族の世話、亡くなった後の諸々の後始末が終わった頃に
喘息と心房細動と軽い脳梗塞を立て続けに発症し、
今はお医者様から「庭の草抜きもしてはいけない」と言われる生活をしています。
近所に住む妹を気持ちの上でも頼りにしている実家の母は
義叔父が亡くなったことよりも(身勝手ですが)そのことによって
自分の妹がますます弱ってしまうのではないか、
自分より先に逝ってしまうのではないか、
その懸念があってショックを受け足が立たなくなってしまったように思います。
娘が京都に住んでいて、いざというときにすぐに頼りになるのは
近所に住んでいる妹とその娘(叔母の家は叔母の三女が同居しています)
「年を取ると自分のことしか考えられない」と開き直ってしまっている母は
一人っ子の私が(言葉は悪いですが実感です)振り回されるのは
「こと子の持って生まれた運命や」と言い切って悪びれません(苦笑)