9月の声を聞いたというのに、今日の当地の暑さったら!
お茶のお稽古日だったのですが、帰り道、道路からの照り返しで日傘をさしていても
頬に熱気があがってくるのがわかりました。
8月末に、昨年もお声がけいただいた某所での朝茶事に伺って
感動の一日を過ごさせていただいたのですが、
気持ちをゆっくり落ち着けて、朝茶事の記事を書く、その気持ちのゆとりが無くて
大切な一日だったので、あえて気持ちにゆとりが出来るまで記事は温めることにします。
9月3日
月のお稽古始めの日でした。
お茶室に入ると点前座には長板に黄交趾の皆具。
皆具と言うのは茶道の点前で用いられる4つの道具、
水指・杓立・建水・蓋置 これらが揃いの道具建てになっていることを言います。
例えば↑こういうひと揃えです。(黄交趾 宝尽くし 画像はお借りしました)
皆具を用いての点前は平点前よりほんの少し所作が多くて
普段は扱わない火箸を扱うので少し気を使います。
9月とは言え、強烈な日差しだったのでお仲間の皆さんも着物は薄物でした。
10日までは薄物でもOKにしていいよね、と言い訳めいたことを言いながら。
薄物ですけれど、気持ち、秋の気配にしたくて
江戸紫の色無地に、紅葉や松葉散らしの額縁仕立ての名古屋帯にしました。
この色無地は帯さえ変えればそのまま法事やお通夜にも行けそうな濃い紫です。
どうも私は紫が好きすぎて、手持ちの着物の紫率が高すぎです💦
紅葉散らしのこの帯はざっくりとした手触りで、紬糸ではないのでしょうが
ざらりとした織り上がりになっています。
帯締めは白と柿色を組んだ夏用です。
帯まわりの小物も、気持ち、秋に寄せてみました。
さて、
実は今、いろいろなことで身も心もいっぱいいっぱいの状態です。
やらなきゃならないことが山積みで、気持ちばかりが焦り、行動が付いてきていません。
やらないといけない事、考えないといけない事、
諸々押し寄せて来て、夜眠ろうと目を閉じても色んな事が頭の中に浮かんでは消え、
の繰り返し。
焦らず、一つ一つ潰していけばいつかはゴールに到達できるのでしょうけれど
タイトなスケジュールがわかっていながらギリギリまで手を付けないという
悪いパターンにハマってしまいました。
過日のお茶事の事、8月に買ったものたち、
そんなことを書いておきたいと思いつつ、
さて、どうなりますことやら。