朝からぐんぐん気温が上がり始めていた今日、6月10日・金曜日。
最高気温 30度超えでした。
今日は午後からお茶のお稽古日、奥の点前の研究会の日、
さて、何を着て行こうか、 気持ちは薄物! ですけれど
流石に6月10日に薄物は少し気が早い。
温暖化で着物の季節ルールももう変えてもいいんじゃないかと思いますけれどもね。
単衣は6月9月、となっていますけれど現実には5月どころか4月3月でも
単衣を着たい気温の日が多くなっていますよね。
で、今日 着て出かけた着物は、と言いますと。
お太鼓が大きすぎでバランスが悪いです。まるで体に合わないランドセル背負ってるみたい……
単衣の紅花紬 本日のお稽古、私は見学のみでお点前のお稽古の予定はなかったので
紬でもお許しいただこう、とこの着物にしました。
極々淡い桜色の地色に、水色や灰色などで控えめな格子柄に織り出されています。
この着物、私のお気に入りの1枚で、毎年6月に1度は着たいと思っています。
ブログの記事で確認してみましたら昨年も6月に同じ帯との組み合わせでお稽古に着て出かけていました。
hibinokurasikata.hatenablog.com
あわせた帯は昨年新調した名古屋帯。
膨れ織りの白地に淡いブルーの唐草と紫の鉄線のような花が染められたもの。
着つける時に前帯の幅出しが出来るように(私は身長が163㎝なので胴に巻く二巻めの前帯は幅出しをして着付けています)、手先は松葉仕立てで仕立てて貰いました。
お気に入りのこの紬、もうこの数年毎年着ているのですが。
↑この画像はコロナ以前の物。 バラとクレマチスの時期なので5月末かせいぜい6月に入ったばかりに撮影したのだと思いますが、
この時は先週の6月4日のお稽古の日に薄緑の江戸小紋に合わせた小紋着尺から繰り回しした花喰い鳥の帯を合わせています。
hibinokurasikata.hatenablog.com
おとなしい色目の紬なので帯合わせがしやすいのも単衣の時期についつい出番が多くなる要因なんでしょうね。
それにすごく薄くて軽い紬です。まるで羽を纏っているかのようなんです。
帯揚げは絽、さわやかな水色です。
帯締めをアクセントにした着姿にしたくて細めの丸組、紺色に水色で柄が組まれています。
着物の下の設えは本麻の長襦袢、たかはし着物工房の『くノ一 涼子』に
ユニクロのエアリズムペチコート(ふくらはぎくらいまであるロングサイズ)
エアリズムのペチコートを長襦袢の下に着用するようになってから
正座した時の膝裏やふくらはぎがべたつかず便利に使っています。
まだお試しになったことが無いという方には着物の下にエアリズム、ぜひお勧めします。
さて、夫が育てている熱帯睡蓮。
今年の一番花が咲きました。
夫が嬉しそうに撮影してスマホに送られてきた画像です。
夫が自慢したくなるのも納得の美しさですわ。