2023年8月8日
今夜は4年振りに開催されるびわ湖大花火大会の開催日でした。
台風の進路によってはどうなるのかしら?と思っていましたけれども
予定通り開催されました。
4年振りとなる今年の花火大会
実行委員会は予想以上の人出と、それに伴う事故が起きることを想定して
かなり早くから
「有料観覧席のチケットを持っている人以外は来ないで!」
「県外者は来ないで!」という告知をしていましたけれど
そんなお願い、どう考えても現実的ではなく、夕方のニュースショーで
現地からのレポートを見てみると、案の定、そんな「お願い」を守っている人は
ほぼいないように思えました。
しかも、今年は高さ4メートルのフェンスを早くから設置して有料観覧席の背後に立っては花火を見られない工夫もしていたとか。
実は我が家も10数年前、何度かこの花火大会に出かけたことがありました。
夫の仕事が最高に忙しかった時期がちょっと落ち着いて、「行ってみようか」と、人ごみの嫌いな夫が重い腰を上げてくれたのです。
当時、有料観覧席を予約して、とてもいい席で見る事が出来ました。
当時の画像です。
スマホのカメラが今ほどよくなかったので画像が荒いですけれど
間近で見る花火の迫力は想像以上のものがあってとても素晴らしかったです。
興奮冷めやらぬ中、帰路についたわけですが、最寄りの駅までの道は人が多すぎてまともに歩くことも難しく、動かない車と押しつぶされそうになる人の悲鳴で
まさに阿鼻叫喚と言う言葉がふさわしく。
京都へ向かう帰りの列車はJR・私鉄ともにホームからあふれる人で
ホームへの入場の列がどこまでも続き、無理やり電車に乗ろうとする人と駅員さんとのけんか腰の争いで、それは大変でした。
私が「花火大会に行きたい」と言ったので何度か付き合ってくれた夫でしたけれど(勿論、有料予約席を取りました)
何度か行って、
「もう気が済んだやろ、あんな人ごみの中に行きたくない」
と、それ以来、取り付くしまもなく、我が家の花火大会イベントは終了となりました。
で、今夜の事
夜、7時半を過ぎた頃に、お腹に響くような「ドーン、ドーン」と言う音が聞こえてきました。
晩御飯を食べて眠っていた猫たちが一斉に起きて頭をもたげ、耳をピーンと
音の方向を探そうとしていました。
「まさか、びわ湖の花火の音?」と夫にいうと
「こんなとこまで聞こえるわけないやろ」と。
でも、その後も大きな太鼓を鳴らしているような音がずっと続けて聞こえてきました。
台風の影響で、東からの風が吹いていたので
風に乗って大津の花火の音が京都市の碁盤の目の北の端あたりまで聞こえて来てたんです。
びっくりしました。
これまで意識したことが無かったのですが、もしかしたらこれまでも
微かには聞こえていたのかも。
ニュースの情報では今のところ、事故もけが人もなく無事に終わったようです。
コロナで抑えられてたストレスが一気に爆発したかのような今年の花火大会の
開催側と観覧側の思惑の差。
難しい問題でもあると感じた今年の花火大会でした。