しばらくぶりの更新になりました。
実は、先週の3日間、お稽古しているお茶の関係で
大きなお茶会に携わらせていただいていました。
どういう意味合いのお茶会か、場所はどこか、主催者は、など
詳しいことはお知らせ出来ないのですが、
1年ほど前からゆるゆると、
半年前には、会場の決定・下見、
そして実行委員会のようなものが立ちあげられ、
中心になるメンバー数人から始まった会議は、下見・会議、また下見・会議
と数度の会議を重ね、詳細がある程度詰まってからは
人数を増やして当日の、水屋掛とお客様役に分かれて実際の流れを想定しながらシュミレーションをし、
そのシュミレーションから想定される諸々をどうするか、
職分、営繕、貸し物、など お茶会に携わる約60数名が協力して
当日に向けて動き始めました。
まだ3ヶ月ある、まだ2ヶ月、と思っていたのに
気が付けば前日がやってきて、会場の掃除と設いの準備、
そして、五月晴れの初日を無事に迎える事が出来ました。
朝、4時に起きて、猫たちの世話、洗濯、朝食を済ませ、着物に着替え、
迎えの車に乗って7時に自宅を出発。
出かける前に画像を撮る余裕はなく、帰宅後の様子です。
背中も帯もヨレヨレ(^^;)
(大変だったのね……)と優しい目で見ていただけると嬉しいです。
5月ですけれど、天気予報で京都は29℃の予報。
なので単衣の訪問着です。
青朽葉色の地に扇面や流水、花などが描かれています。
紋はつけていません。
帯はプラチナ箔の地に、松・鶴などおめでたい意匠を織り出した袋帯。
全国からお越しくださるお客様をお迎えし、
どうなることかと思った初日が無事、つつがなく終える事が出来て
ホッとした気持ちで帰宅した後に、
(あっ、画像撮っておこう)と写したのが、このヨレヨレの姿です。
多分、私の人生で一番盛大で、おめでたいことが三つ重なっている、そして一番気を遣う重要な、お茶会に携わらせていただいたこの数ヶ月でした。
2日目・3日目の様子もご紹介したいと思います。