さて、3月末日に退職を控えた我が夫殿。
先月あたりからいろいろな方にねぎらいの会を設けていただいています。
ありがたいこと。
今の職場の皆様からは、送り出していただくことになるわけで
これまでのように、学内で顔を合わせる機会もなくなるわけですが
同じ職場以外の研究者仲間や、小学校時代の同級生、
お仕事の関係で親しくして頂いている皆様とは、退職してもお目にかかる機会は
何ら変わりはないわけですけれど、
それでも皆さま、宴席を開いてくださいます。
夫の退職を口実に、皆で飲んで楽しんでいるのでしょうけれどね(笑)
これまで様々な機会に花束をいただくことがあったのですが
この春、夫は人生で一番たくさん花束を抱えて帰ってきます。
今夜も
春らしい明るいパステルカラーの花束をいただいて帰ってきました。
リビングに掛けられたカレンダー、3月に入ってから
夫の字で『夕食不要』の文字がたくさん書き込まれています。
我が家のルール、
予定が入れば、リビングのカレンダーに書き込む、という風に決めています。
泥酔さえせずに戻ってくれば、夫の『夕食不要』は大歓迎。
ひとりの食事は簡単なもので済ます事が出来るので
私にとってはラッキーデーです。
夫は、退職関係で実に多くの書類を今の大学に、
そして次にお世話になる大学へも色々な書類を書かなくてはならないようで
特に、年金関係(これまでは国家公務員共済でしたけれど、これからは私学共済になるようです?よく知らないけど)の書類はややこしいらしくて、
時々、「あーーーっ、もうわからへん! なんでこんなにややこしいんや!」と爆発しています。
40年弱、お世話になった職場を去るに際して、寂しさよりも煩雑さが
今は勝っているようです。
大学の研究室は、結局3月中に明け渡すことは断念(到底無理)
大学にお願いして5月末までそのまま使わせていただけることになりました。
とりあえず必要になるものだけ、新しい大学に運んでいただくようです。
妻としては、お誘いを受けて呑みに出かけるばかりじゃなくて
研究室の引っ越しも、飲み会ほどの頻度で進めてほしい、と熱望しています。