今日はタイトルの通り、
お稽古場で、合言葉のように「今日は暑いね~(;´Д`)」
午後からのお稽古、午後三時の京都の気温は24℃でした。
お炭のお稽古を担当したお仲間、炉のそばは暑すぎる、と汗をかいていました。
大きな胴炭が真っ赤にいこって、下火を整えるのも大変そうでした。
私がお稽古している流派の3月は透木釜、4月は野点をイメージした設いで釣り釜。
不審庵さんと同じです。
今日庵さんは3月が釣り釜、4月が透木釜と伺っています。
同じ千家でも流派それぞれですね。
今日は午後から濃茶に特化したお稽古日。
参加したお稽古仲間でそれぞれに見て頂きたい点前を稽古します。
宗匠にご指導いただく奥の点前の研究会とは違って、濃茶の稽古日は
社中の古参の先生がご指導くださいます。
(宗匠は全国にお弟子さんを抱えていらっしゃって京都の稽古場にいらっしゃらない時に、自主練的に、高弟の先生がご指導くださるお稽古日を設けてくださっているのです)
唐物盆点や、和物盆点、天目台、唐物など、それぞれ勉強したいお点前をさらいます。
熱心にお稽古するのもあって、炉の炭も相まって暑いったら……
そんな今日の着物
白菫色の飛び柄小紋
ごく控えめな植物柄が小さな輪模様になって染められています。
画像を見て気が付いたのですが、上前の褄を上げすぎていますね(^^;)
帯は濃菫色の九寸名古屋。
春の野の花が染められた太鼓柄です。
帯揚げは、帯の濃い紫色を緩めたくてピンクの綸子
帯締めは薄灰色の冠組にしました。
私は身長があるので帯を締めるときは幅出しをしています。
今日も帯を締めるときに一巻き目と二巻目を3センチほどずらしました。
帯の柄は蓮華・土筆・スギナなど。
今締めるのにちょうどいい帯です。
ところで、今年の花粉の飛散量がとんでもなくて、アレルギー抑制剤がちっとも効かないことを先日も書きましたけれども。
目が痒くて涙が出る、鼻がむずむずして鼻水が出たりくしゃみが止まらなくなる、
そんな症状意外に、とうとう手の甲や眉の上あたりに湿疹が出てきてしまいました。
痒いのなんのって!
手の甲と顏、洋服で覆われていない部分に的確に湿疹が出ています。
こういう症状、花粉皮膚炎 と言うそうです。
花粉と接触した部分の皮膚に皮膚トラブルが起きるんですって。
今年はそれ以外にも、頭痛や微熱も出ています。
スギ花粉はまもなくピークを過ぎるとか。
でもヒノキ花粉と、かの国からの黄砂も飛んできているようで
早くこの辛い時期が過ぎ去ってほしいと願う毎日です。
月曜日は雨の予報。
いつもはあまり嬉しくない雨の日ですが、今は雨が待ち遠しい。
雨の日は花粉が飛ばないし、あたりに降り積もっている花粉も流してくれそうです。
現代は道路もほとんど舗装されて、道に積もった花粉が、土の地面のように土中に吸収されず、いつまでもコンクリートやアスファルトの上にとどまっているので
よけい花粉の影響が大きい、という事も今年の花粉症のニュース情報で知りました。
高度成長期の住宅建築ラッシュ、その生活を支えるため、山の木を伐採して杉を植林した功罪
自然の破壊はいつだって取り返しがつかなくなって初めて気づかされるのですね。