こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

2月最後のお稽古に江戸小紋で。

忙しかった1週間の最後、2月25日 土曜日は2月最後のお茶のお稽古日でした。

2月は28日まで。

一ヶ月があっという間ですね。

 

忙しい毎日を過ごしていて、頭も体もクタクタのはずなのに、

「疲れたぁ」と言いながら、お茶のお稽古となると、いそいそと着物に着替えて出かける事が出来るので

私も勝手なものですよね。

 

2月最後のお稽古日に選んだ着物は春に出番が多い桃色の江戸小紋

 

白地に桃色の縞が入っています。

一見すると色無地のようなのですが、万筋の江戸小紋です。

この着物は、その色から、お雛祭りの頃や春の桜の頃に着ています。

そろそろ可愛すぎな色目になってしまったかな、と思いつつも

お稽古仲間が「春の色ね」と言ってくれると調子に乗って(まだ大丈夫)と思ってしまいます。

 

帯は九寸名古屋。

正絹と指定外繊維(紙)で帯全体にアラベスク柄が織り出されています。

葉っぱの所々に、金糸で刺繍が入っていて、その刺繍の内側にごく淡い紫やピンクの色糸で葉脈のような織が入っています。

ざらっとした手触りの帯ですが割と結びやすく、

地色が生成なのでどんな着物にも合わせやすい1本です。

 

帯揚げはごくごく薄い紫の、しぼの大きめの縮緬

帯締めは道明。

奈良組の丸胡蝶です。

道明の帯締めはしなりが良くてしっかりと締まってくれます。

 

 

ちょっとおまけ。

すはま屋さんの押物。

2月は椿の柄です。

可愛い椿。

 

お干菓子で、打物と押物の違いをご存じですか?

どちらも材料は同じですけれど、

打物は木型に、砂糖・もち粉・みじん粉を混ぜたものをしっかりと詰め込んで

木型を逆さまにし、「パンッ!」と打ち付けて形作ったものを取り出して作る技法。

対して、押物はと言うと、四角い木型に、やはり 砂糖・もち粉・みじん粉を入れてしっかりと押し固め、型から抜いた後、包丁で切って形作る技法です。

 

すはま屋さんの押物は、しっとりとした中に品のいい甘みと、ぎっしりとした食べ応えがあって、一つ摘まむと後を引く美味しさです。

 

 

 

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