昨日、一昨日と急に寒さが戻ってきて
その前までの夏日から一気に気温が10度以上下がりました。
夏日の間、キュウリやトマト、レタスなどが食べたかったのに、
この二日間は食事もお味噌汁やスープが美味しかった。
と、今日は気温が例年並みに戻り、午後には日差しがまぶしいほどでした。
先日、買い物帰りにいつもと違う道を歩いていたらあるお宅の庭に藤の花房が下がっているのを見て(早く藤の帯を締めないと!)と秘かに焦っていました。
そんなわけで、今日の着物は
藤色の色無地
背に一つ紋が入っています。
帯は京都の京都の作家さんに描いてもらった藤に杜若の縮緬の九寸名古屋帯。
昨年もこの時期に同じ着物に同じ帯でお稽古に出かけています。
hibinokurasikata.hatenablog.com
今日の帯揚げは若草色やピンク、オレンジなどがぼかしに染められているもの。
帯締めは緑に色が組み込まれた平組。
この藤と杜若の帯、胴の前に出て来る柄が、一面は藤、一面は杜若になっています。
で、昨年や今日のように前帯に藤の柄を持ってこようとするといつもとは反対の帯の巻き方、関西巻き→関東巻き にしないといけなくて、
いつもとは逆の巻き方、力の入れ方になるのでなんだか少し頭がこんがらがります。
この帯、2020年はコロナまん延で4月に稽古が無かったので締めていません。
2019年には胴の柄を杜若にしてしたようです。
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ブログで記事を書いているとこんな風にデータとして残るのがいいですよね。
今日の主菓子は『花紅(はなくれない)』
かぎ甚さんのHPより
柳と桜を表した主菓子、一般的には「みやこの春」と銘を付けられることが多い和菓子です。
このかぎ甚さんのHPでは桜が右にきていますけれども、私が通っているお稽古場では
柳を右にします。
(こちらの画像もお借りしました)
鴨川の枝垂れ柳の芽吹きがとてもきれいです。
柳の若葉を見ていると若い生命力を感じます。