昨夜から雨が降ったりやんだりしていた当地。
前日の天気予報の情報では「日曜日はかなりの雨風」だったけれど
まるで(コロナワクチン大変やったし、やっと元気に復活したとこやからこれくらいにしといたるわ)とお天気が言ってるみたいに、
出かける時も帰る時もほとんど傘がいらないくらいの小雨でした。
春の嵐で散ってしまうかな、と思っていた桜も
ソメイヨシノはあと2.3日は楽しめそうです。
賀茂川沿いの北大路橋から北山橋あたりまでの半木の道(なからぎのみち)の紅枝垂れ桜はこれから❣
昨日見に行かれた方が「まだまだでしたよ」と教えてくれました。
賀茂川・鴨川沿いの桜並木は本当に美しくて
コロナ前には川端通(鴨川の東岸の通り)を通って桜を楽しみながら夫の勤め先の、
時計台の傍の桜のお花見をしに散歩するのが毎年の楽しみでした。
さて、ワクチン副反応から完全復活を遂げた今日の私、
久しぶり(2週間ぶり)にお稽古に出かけてきました。
地紋にツタの柄が入った反物を鮫柄に染めた江戸小紋。
柳桜の春、その柳の若葉をイメージして今日のこの江戸小紋を選んでみました。
帯は九寸名古屋。
いつもの呉服屋さんで珍しい帯地があるのを一目で気に入って仕立てて貰ったものです。
ざらっとした手触りの、正絹に和紙を加工した糸と金糸を織り交ぜてある帯です。
軽くて締めていてとても楽な帯。
唐草のような葵のような柄が織り出されています。
帯揚げは白地に抹茶色の輪出しの飛び柄絞り
帯締めは朱の地に色糸で左右両方に柄が組まれている平です。
帯を結び終わってから帯板を挟むのを忘れていることに気が付いて慌てて差し込みました。
帯板はベルト付きのものとベルトのついていないものがありますが
私は個人的にはベルトのついていないものが使いやすくて好きです。
胴に一巻きしたところで帯板を当てて、もう一巻きするのですが
前帯の柄の位置を調整したい時などはベルト付きよりベルトのない帯板のほうが
帯の扱いがしやすいような気がしているのですがどうでしょう……
着付け小物は個人の好みが出るところですね。
長年同じようにしていると少しずつ自分にあうやり方、道具が見つかってくる気がします。
明日はまた実家の母が入院している病院へ出かけます。
あと、実家関係の役所や銀行まわりなども。
しばらくはまだばたばたと落ち着きそうにありません。