こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

あっちもこっちも大変

格別に波風が立たずやれやれと思っていた先週でしたけれど

今週は初っ端から波乱の幕開けでした。

 

祝日だった昨日、11月23日。

ちょうどお昼を過ぎたあたりに我が家の電話が鳴りました。

義両親が入居している施設からで、

義父と義母が二人だけで散歩に出て途中、帰り道がわからなくなり

ウロウロしている最中に父が転倒、頭を打って出血し、起き上がれずにいるところを

たまたま通りがかったご婦人が声を掛けて下さり、

頭を打ったショックで訳が分からなくなっている義父と、義父の様子に動転して

おろおろするだけの義母から根気よく話を聞きだし

義父の荷物の中にあった施設の名刺を見つけて施設に連絡してくださった、という報告でした。

頭を打って出血している、とのことで病院へ連れていくため夫は両親の入居する施設へ。

そのタイミングで入院中の私の実母から

「テレビを見るカードを買うお金がない。病院内の誰かにお金を貸してくれるように連絡して」と、あり得ないことを言ってきたのです。

しっかりしていた時の母は常々私に

「どんなに親しい間柄でもお金の貸し借りだけは絶対にしてはだめ」

と口を酸っぱくして言っていたのに、です。

 

今回の入院に際して母は「リハビリ入院だから1週間か10日ほどで退院する」と

自分で勝手に決めてかかり、

不用心だから、と千円札を数枚持ったままで残りの手元のお金は私に預けていたのです。

それが

テレビカードを買いたいから誰かにお金を借りて!」との電話……

 

なんだかぞっとするような気持ちになりました。

以前から、本人は認めていませんでしたけれど近しいものが見れば明らかに認知症の症状が出ていたのですが

一段階進んでしまったんだわ、と背中が冷たくなるような気持ちになりました。

 

入院中ということで余計に認知症状が出ているのかもしてませんけれど。

 

とりあえず、実家の近所に住む親せきに連絡をして「病院にお金を持っていってほしい」と無理をお願いしました。

(義両親のこともあって、私が京都から姫路の病院で出かける、という選択はしたくなかったのです)

 

実家の母の方は昨日はそれで落ち着いたのですが

夫側の父は祝日という事もあり簡易な検査しかできなかった中で

脳内に出血があることが判明、とりあえず入院して翌日詳しい検査をすることになりました。

夫は義父を病院にお願いして施設で待つ義母のもとへ戻り

入院することになった事情を義母に説明したらしいのですが

「お父さん、癌なの?」と説明を理解してくれず

まだ住み慣れない施設で一人過ごすことになった義母はとても不安そうにしていたそうですが

泊まり込むことができないのでとりあえず我が家に帰ってきました。

夜中、1時過ぎ

義母から電話

「目が覚めたらお父さんがいない」と。

電話で入院したことを再び説明し、

施設の夜勤の方にも義母の様子を注意しておいてほしい、とお願いしました。

 

一夜明けて、義父の入院している病院から夫に電話。

検査をしたり結果をドクターが説明することになるので来てほしい、ということで

夫は再び病院へ。

 

私の方も実母の入院している病院のソーシャルワーカーさんから電話があり

来週月曜日に実母の介護・治療に当たっているメンバーでカンファレンスを開いてくださることになったそうで出席してください、との連絡でした。

 

義父の病院へ出かけた夫が自宅に戻ってきたのは午後8時半。

とりあえずは義父は施設に戻ったけれど怪我をしたショックでか、元気がないということでした。

 

たまたま私たち夫婦二人ともなにも予定のはいない昨日・今日だったので

不幸中の幸いだったのですが

明日・明後日は夫はリモートで授業と会議、

一日ズレていたら各方面に連絡して予定を変えていただくなどちょっと大変なことになるところでした。

 

今夜、夕食を取りながら夫と

「いよいよ来たね……」と互いの親について先行きの見えない不安を話しました。

 

 

先週あたりから、時間を盗むようにして少しずつ植え込んだビオラたち。

 

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とりあえず南側の道に面した花壇と玄関周りをビオラに変えました。

 

道行く人が

「様子が変わりましたね」と声を掛けてくださいます。

 

小さなスペースでの花育てですけれど

気にかけてみてくれている方がいるんだなぁ、と少し嬉しく、

押しつぶされそうな気持になる中で、ポッと小さな明かりがついているような

そんな気持ちになる瞬間です。 

 

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