こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

義母の女心

諸々の手続きが着々と進み、義理両親が長年暮らした家の売買契約が無事に完了しました。

昨年11月に「これが最後」と思って義母の着物などの仕分け(私が譲り受けるもの、処分してしまうもの)に出かけたのですが、その後、義母から電話がありもう一度義理実家へ出かけることになりました。

 

夫ではなく私に電話してきた義母

二階の義母の寝室の鏡台の中に入っている化粧品をピックアップし

入居中の施設に持ってきてほしい、という連絡でした。

夫に言ってもわかない、と思ったんでしょうね。

頼まれたのはローションとクリーム、それに育毛剤でした(^^;)

でも、おそらくは化粧水とクリームは口実で

本当に持ってきてほしいのは育毛剤なんじゃなかったかな、と感じました。

 

義母の髪は細く柔らかな所謂、猫っ毛で

年を重ねて髪が薄くなりつむじのあたりなどは頭皮が透けて見えるようになっています。

 

義理実家の鍵は夫が持っているので夫に内緒で行くわけにはいかず

「お母さんが化粧品を取って持ってきてと言ってるから」と夫と共に義理実家へ出かけ

母の寝室には私一人で入りました。(その間、夫は一階の居間の雑誌や新聞などを片付けていたもよう)

 

義母から言われた鏡台の一番下の引き出しを開けると薬用育毛剤の箱が5個ほど入っていました。

開封されていない物、施設に入居する時に荷物として持っていくのを忘れていたのか、

施設に引っ越した時点では家を売るという話は出ていなかったので(いつでも取りに来ればいいわ)と思って置いて行ったのか。

でもコロナの影響で、気軽に施設と家を行ったり来たりできなくて新しいものを取りに来るタイミングを逃してしまったんだろうと思いました。

 

夫には中身を見せずにピックアップした育毛剤を紙袋に入れて施設の母の元へ。

 

「お母さん、これ」と手渡すと「しまってくるわ」と母は自室に一人戻りました。

(施設での面会はロビーの面会コーナーに限られ義両親の部屋に入ることはできません)

 

義母が部屋に戻っている間、面会コーナーには義父と夫と私。

義父が「ここに来てまで化粧品なんて使うことないだろうに」と言い、

夫も「化粧なんかしても出かけることもできないのに」と、男二人が話していました。

(お化粧なんて気にしていない、もお母さんは髪のことが気になっているだよ)

そう心の中で一人思っている私。

なんだか義母の女心がいじらしくて89才の義母をかわいらしく思いました。

 

画像が無いのは寂しいので昨日のお昼ご飯

 

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夫がほぼ在宅しているこの2年。

以前なら残り物や、時には食べなかったり、と適当に済ませていたお昼ご飯、

2年間、しっかりお昼も食べるようになってしまったことで

私の体重もしっかり太ってしまっています(-_-;)

 

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