年末から何となくバタバタ過ごしていて、年が明けてからも母の元へ会いに行けずにいました。
そういう時って、なんだかずっと気持ちの中に気がかりなことのように引っ掛かって気分がすっきりしないんですよね。
まず、自分の(好きな)こと、それから家のこと、猫たちのこと。
結局、母や実家のことは一番後回しにしてしまっています。
今日のタイミングで行かないとまた来週になってしまう、と
一昨日、急遽施設に連絡して面会の予約を取りました。
コロナがまた感染拡大している中で、いつ、面会が出来なくなるかもしれない状況なので、会える時にあっておかないと。
施設は玄関ドアの前に門松
ドアを入ってロビーにも、金屏風の前に立派なお生花が活けてあったり、
餅花や、大判小判、鯛や千両箱などの松飾り、鏡餅など
お正月らしい飾り付けがしてありました。
昨年の3月までお世話になっていた施設は、なんというか、ビジネスライクで
高額な費用の割に、スタッフの皆さんが何となくドライであまり満足できるところではありませんでした。
母が今お世話になっているホームの施設長さんがとても素敵な人で、
季節ごとに館内をディスプレイされていて、母をこの施設に移して本当に良かった、と安心してます。
毎回、面会のたびに、母の好物のお寿司や果物、お菓子や本を、大きな紙袋いっぱいに持っていき、施設のスタッフさんが日々、母のおやつに出してくださるのですが
(すべてを母に渡してしまうと一時に食べてしまってお腹をこわしたり、栄養を考えて作ってくださっている食事がおろそかになるので、果物やおやつは預かって管理してくれています)
哀しいことに、母は、会うたびに、私が持って行った差し入れの果物やおやつを
「全然食べていない、全部取られちゃったのよ」と言います。
彼女の作り上げた物語の中で暮らしている母ですが、食欲があり、状態は落ち着いています。
お世話をしてくださっているふたっふの皆さんには感謝しかありません。