昨日、10月2日は月に一度のお茶の研究会でした。
毎月ある研究会、いつもは午後からのお稽古なのですが
今回、私は半年に一度回ってくる『灰のお稽古』当番でした。
朝からお稽古場に伺って指導してくださる先輩に見ていただきながら
道安風炉に灰を作っていきます、
へたっぴぃな私は時間ばかりかかって
触れば触るほど形がどんどん歪になってしまって
お昼ご飯の頃にはもうへとへとでした。
午後1時半、やっと(一応)出来上がり、としたお灰は……
見てくださった宗匠から
「途中、峰がすごくきれいに出来ていたのに筋が深すぎて乱れてしまいましたね」
とのお言葉。
一番目立つ前欠き部分の灰に筋を入れるのを最後にしたのですが
「精魂尽き果てる前に目立つ部分の筋を引くんですよ」とのことでした。
まずは左か右、どちらかの山の傾斜に筋を入れて手が慣れた頃に
正面に取り掛かり、最後に目立たない部分を仕上げる、というのがコツ、とご教授いただきました。
理にかなってます。
それにしてもお灰を作るのは本当に難しく、緊張の連続で
集中が途切れると一気にダメになってしまうので
一応「これで」と思えるところまで仕上げるとへとへとになってしまいます。
昨日のお稽古は午前中から灰、午後には特別稽古と
午後5時半ごろまで続くので洋服で出かけました。
お灰を作っていると着物の膝あたりも汚しそうですしね(^-^;
明日は通常のお稽古。
季節は10月に入りましたけれど
昨日も皆さま単衣をお召しだったので明日もまだ単衣の着物にしようと思っています。
秋らしい着物と帯の落ち合わせ
うーーーん、どうしようかなぁ。