昨日に続いて今日もお茶のお稽古日でした。
昨日は月に一度の濃茶に特化したお稽古日。
午前・午後と濃茶の稽古だけを見て頂ける日です。
濃茶に特化した日は普段のお稽古ではなかなかできない奥の点前の稽古をさせて頂きます。
通常のお稽古日は一枠25分で区切られているのですが(一応の目安で初心者の方だと25分ではとても点前を終えられないのでずるずると時間は予定外に伸びていきます)
濃茶稽古の日に限っては、奥の点前も自由に選んで出来るので貴重な稽古日です。
で、今日は25分枠の稽古を取っていたので薄茶点前を見ていただきました。
昨日、袷の大島を着て出かけて暑い思いをして後悔したので
今日は単衣
私にしては珍しい色の着物
縮緬の地で、はっきりとした青。
そこに黒・緑・紅・青などで太さを変えてごく細い縞が入っています。
帯は紬地で生成に鼓が染められた太鼓柄の名古屋。
たれ先に出て来る部分だけが鼓の色と同じ天色になっています。
帯締めは道明で奈良組 丸胡蝶です。
今日のコーディネートのポイントは草履にありました。
伊と忠のエナメル
この赤に一目ぼれして手に入れました。
で、この草履に合わせた着姿にしたくて着物の色と帯揚げの色を選んでみました。
自己満足の世界ですが、ご一緒したお仲間に
「きれいな色ね、お玄関入って、げた箱でこの草履を見たとたん、こと子さんかな、と思ったらやっぱりそうだったんやね」と言われました。
「色の一目ぼれして買ってしまったけど、合わせる着物が難しいわよねぇ」とご相談すると
「紬なら何でもOKじゃない?他にも色々合いそうやん」と言っていただけてちょっと安心。
その日着るものを選ぶ時、
まず着物、と言う日もあれば、この帯を締めたいから、と言う日もあったり
新しく買った帯締めを締めてみたくて、と組み合わせを考えるわけですが
今日はこの草履を履きたくてすべての組み合わせを考えてみました。
とてもいいお天気の日曜日だったのですが、夜半(午後10時半ごろから30分ほど)になってゴロゴロと大きな雷鳴が轟き、夕立のような雨が激しく降り出しました。
テレビの音が聞こえないほどの雨音に猫たちもびっくりして
ソファに座っている私の両側に三匹がピタッとくっついて丸まってきたので
暑いったらなかったです(^^;)
本格的な夏にはまだ少し早いのに、梅雨明けを告げるかのような激しい雨に驚かされた夜でした。