コンビニへ買い物に行こうと家を出て少し歩いていると
ごみの収集車が見事に横転しているのに出くわしました。
すでにコーンが置いてあるところを見ると事故ってから少しは時間がたっていたのでしょう、けれどもこの車から少し離れたところに
作業員の方が何やら電話をしながら(変わりの車の手配?)立っていました。
思わずスマホで撮影したのですけれど
ここは変形の五叉路(ごさろ)になっている交差点で
画像に写っている信号のほかに変な角度で信号があと3か所ついているんです。
この車の横を通って、変形五叉路のうちの信号を直角な感じに二つ渡って
この車が横転している場所とは斜め対角線の位置にあるコンビニに入り
買い物を済ませて、元来た道を戻るためにコンビニの前の横断歩道の信号が青になるのを待っていました。
この変形の交差点は5つのうち3つの道の見通しが悪くて
これまでも信号が青になっていてもヒヤッとすることが多かったので
私の進行方向の歩行者用の信号が青になってもいつものように一呼吸、待ってから
横断歩道に踏み出した、その一瞬後のこと。
突然、赤信号を無視した車が横断歩道に突っ込んできました。
本当に、私の目の前、1メートルもあるかないかくらいの距離でつっっこんできたんです。
とっさに後ろに飛びのいて(膝の痛さも忘れてました)
でも除けながら運転している人を見てみると
その人、横転しているごみ収集車を振り返ってみながら運転していて
自分が赤信号で横断歩道に突っ込んだことも
危うく私をはねそうになったこともまるで気が付いていない様子で
そのまま走って行ってしまいました。
車が通り過ぎてからも、あまりの怖さとショックで
とても道を渡ることができなくて次に信号が変わるまで
バクバクする心臓を感じながら立っていました。
うちに帰ってこの顛末を夫に話し、
「私が歩き始めるのが一瞬早かったら今頃私は死んでたわ、
そうなってたらあなた、大変だったわよ」
というと
「そうやな、猫たちの世話をどうしようか大変なとこやった」
ですって……(# ゚Д゚)
でもねぇ、本当に危機一髪、
いつもの「この信号はすぐにわたると危ないから一瞬待って」という意識がなかったら
今頃 私は死んでしまっていた可能性が大きいです。
退屈な日常が、当たり前のように続く
それがとてもラッキーなことだということは今回のコロナのことでも十分わかっていたことですけれど
本当に今日の事は「当たり前の日常が当たり前ではない」ということを思い知らされる出来事でした。