コロナが騒がれ始めた頃に自覚した膝の痛み。
形成外科では『変形性膝関節症』の初期という診断。
変形性膝関節症
お茶のお稽古仲間の方、数人から伺ったことのある言葉でした。
変形性膝関節症の発症や進行に関わっている危険因子には
加齢・女性・肥満・筋肉の衰え・膝への負担が大きい生活・О脚など下肢の変形、それに遺伝などが考えられるそうです。
私が該当しているのは、
加齢・女性・肥満・膝への負担が大きい生活……でしょうか。
お医者様やリハビリを指導してくださる理学療法士さんによると
「正座が一番膝に悪い」んだそうです。
でも……
正座する機会が多いと変形性膝関節症を発症するなら
昭和以前の人は大方、その症状がでてしまう、ということになりますから
やはり正座だけではなくいくつかの因子が複合的になって
症状が出て来るんでしょうね。
これまで、「膝が痛い」「腰が痛い」と言っては
サプリメントを買ったり、ブロック注射をする母を
「そんなことしても治らないよ」と言っていたのに
自分がその痛みに苦しむと
『藁緒もすがる』その気持ちがわかるようになって
ついネットで
変形性膝関節症を治せるという整骨院のHPを見たり
サプリメントの口コミを見てしまったりして、苦笑いしてしまいます。
何の違和感も痛みもなく生活できるのが当たり前だった生活が
どれほどありがたいことだったか、
今更ながら感じています。
それでも、お茶のお稽古だけは何としても続けたくて
正座するのに助けになってくれる正座椅子や正座用座布団をネットで探しました。
大きすぎたり、高さがありすぎたり、
存在感がすごかったり(^-^;
そんな時、ふと思いついて
他流ですが、淡〇社さんのオンラインショップを覗いてみました。
そしたら!
(これなら!)というグッズが見つかりました。
さすが日本最多のお社中さまを抱えるお流派。
茶道を学ぶ人のための「痒いところに手が届くグッズ」が揃っています。
で、早速注文したのが
↑ これです。
空気式正座椅子。
空気で膨らませてお尻の下に入れて使う小さな椅子です。
へしゃんこのときはこんな風↓
(画像はオンラインショップでお借りしました)
カバーの中に円柱形のポリ塩化ビニールの本体が入っていて
フーフーと吹き込み口から空気を吹き込んで自分の座りやすい高さにすることができます。
使わないときは空気を抜いてへしゃんこに。
カバーは布地でできているので洗濯もできそうです。
注文して届いてすぐに膨らませて座ってみましたらなかなかいい感じです。
明日はお茶のお稽古。
早速持参してお稽古で使ってみたいと思います。