梅雨の晴れ間の日曜日。
利休七則 「降らずとも雨支度」 の教えを守って
雨の用意だけは持って出かけてきました。
薄梅鼠色の紋紗に乳白色の博多紗献上の八寸帯。
帯揚げは薄紫に桔梗の地紋入り、
帯締めは帯揚げより少し赤みの強い薄紫の平 組み方が荒い目の夏向きの帯締めです。
着物の下には綿の肌襦袢、それに先日購入した夏用の「き楽っく」長襦袢です。
半襟が襦袢本体とファスナーでつけてあるので襟の形がピタッと決まるのは気持ちの良いものでした。
ファスナーは襦袢襟の外側についているので当たって気になるということもまったくなく、こんな便利なものならもっと早く使えばよかった、と思いました。
ただ……
やっぱり麻の長襦袢に比べると暑かったです。(あくまで個人の感想です)
今日着て出かけた着物が紋紗だったことも少しは関係しているのかもしれません。
絽に比べると紋紗は生地の目が詰まっている分、暑く感じるでしょうから。
それと、新品での着用だったので身頃の綿生地が少し張りがあって着付けの際に気になりました。
その点は何度か洗濯をすれば柔らかくなって着心地ももっと良くなると思いますけれど。
今日、初めてファスナー装着式の半襟の襦袢を着てみて思ったことの一番は、
手持ちの長襦袢をファスナー装着式へ仕立て替えをしたい!ということでした。
たしか以前メーカーさんのHPを見た時に手持ちの長襦袢をファスナー式に仕立て替えもできる、と書いてあったように記憶しています。
懐事情と相談しながら少しずつファスナー式への仕立て替えをお願いしてみようと思います(^^♪
そして、空気式正座椅子ですが
これは大正解!
空気を吹き込む量を調整することで自分が座りやすい張り、固さにできるのが良かったです。
あと、カバーの生地も座っていて滑ったりすることがなくて
大きさも正座した両足の間に挟み込んでも気にならないサイズで
お点前の時以外(宗匠は「点前中も使ったらいいですよ」と言ってくださいましたけれど)はずっとお尻の下に敷いて数時間過ごしましたけれど膝の痛みもなく快適でした。
さすが、日本一大きな流派のお社中様向けに企画されている品物だけあるなぁ、と思いました。
お稽古仲間の皆様が「それ、何?」と珍しそうに聞いてくださって
空気の吹き込み口をお見せしながらお話しするのも楽しかったです(笑)
変形性膝関節症は形成外科での診療とリハビリを続けていますけれど
最近、ユーチューブにアップされている某整体院の膝の痛みを緩和させるストレッチ動画を試してみたところとても調子がいいので怠けずに毎日続けてみようと思っています。
明日は梅雨前線が再び日本列島の上に下がってくるようで、また雨の予報です。
友人も暮らす、被害にあわれている地域。
お住まいの方の様子をニュースで見るたび
どうぞ早く梅雨明けしてください、と祈るような気持ちで過ごしています。