今日はお茶のお稽古日、私は見学で入れていただいていたのですが
立礼卓(りゅうれいじょく・座ってお点前をするための釜を設えたテーブルです)でのお稽古をさせて頂きました。
11月も下旬になると照葉も終わってしまうので今のうちに、と急いで箪笥から出した
錦秋柄の小紋で出かけてきました。
帯は塩瀬
金茶の地に観世水と丸に家紋が織り出されています。
古い帯だからなのか、幅が少し狭い気がします。
帯は九寸で織り上げて一寸分をかがって表裏二枚の帯地で仕立てる九寸名古屋と
八寸で織り上げてそのまま一枚で使う八寸名古屋帯があるので
どちらの寸法で織られた帯も仕上がりは幅八寸になるのですが
今日のこの帯は八寸無いようです。
しかも、短い……
いずれ二部に分けて付け帯にしたほうが使い勝手がよさそうです。
お天気が良くて帯付(ご存知かと思いますが、長着に帯を結んだだけで上に何も羽織らないで外を歩くことをオビツキと言います)でも暑いくらいでしたけれど
この上に袷の道行を着て出かけました。
タイトルの鳴海餅本店さん、
京都ではあちこちに鳴海餅という看板を掲げているお店がありますけれど
鳴海餅本店さんは下立売堀川西入の本店と、京都大丸・京都タカシマヤ、それに
伏見の大手筋に出店があるだけのようで、
本店、のついてない『鳴海餅』さんはのれん分けをされたお店のようです。
鳴海餅本店といえばお赤飯、というくらい有名な看板商品ですが
11月の週末だけ限定で販売される【栗おはぎ】というのがありまして
↓こちらをクリック
こんな風に(おそらく)渋皮ごと蒸すか煮るかして裏ごしした栗で
お餅をくるんだお菓子を売っています。
半分に切るとこんな感じ。
上品でおいしいおはぎです。
4つほど買いたかったのに、2つしか残っていなくて残念無念。
夫と仲良く一つずつ食べました。
ホントウハ コッソリ フタツトモ タベタカッタヨ……