昨日に引き続き、今日もお茶のお稽古日でした。
今日のお稽古は炭点前と濃茶だけのお稽古。
炭点前から始めて、濃茶、唐物、台天目、とそれぞれ午前・午後で4名ずつ
ご指導いただきました。
私は四滴の内の水滴の茶入れを使っての点前の稽古を見ていただきました。
注ぎ口と手がある水滴の茶入れは清め方や
お茶碗へお茶を回しいれる際の所作が、スムーズに扱いにくくて
うっかりとお道具を落としてしまう事のないように少し緊張しました。
5月は烏帽子棚でのお稽古なので道具を拝見に出したのち
お棚の中棚に点前帛紗で烏帽子をつくって飾り建水を持って下がるのですが
このお棚でお稽古できるのが一年の内5月だけ、ということで
お稽古を始めた頃は烏帽子飾りをするのを忘れて建水を持って下がりそうになることがよくありました。
(画像はお借りしました)
烏帽子棚を横から見たところです。
中段に飾ってあるのが点前帛紗でこしらえた烏帽子飾り。
男性は女性よりも指が太いのでこの烏帽子折を作るのがなかなかに厄介なようです。
(↑こちらに烏帽子折の画像が載っています、わかりやすいのでリンクさせていただきます)
今日は朝から雨が降ったりやんだりしていた京都
前日に心づもりしていた着物を止めて、急遽ポリの単衣で出かけることにしました。
正絹の着物に比べると着付の際のおさまりがちょっと悪いような気がして
(私の着付技術が下手なせいかもしれません・^^;)
なんだかぐずぐずな感じになってしまいました。
しかも、今日結んでいるこの帯は仕立てが松葉になっていて
そのうえ、かなりしっかりした塩瀬で固く、
帯の二巻き目を少し幅出しして結ぶつもりが幅を広くとりすぎて
着付け直したかったのですがもたもたしているうちに
迎えをお願いしていたタクシーの時間になってしまい
泣く泣くこのままお稽古に行き、帰ってきてから写真を撮りました。
本当は帯を結び直してから写真を取ろうかと思ったのですが
現実を自分できちんと認識するために(⁉)あえてこのまま撮りました。
帯の柄の桐の部分はすべて手刺繍です。
次回、この帯を結ぶ機会には今日の反省点を踏まえて
帯の幅出しはもっと少なめにしようと思います。