お茶のお稽古、
今日は月に一度の特別稽古の日でした。
特別稽古は、その言葉通り、ある程度以上の茶歴の人のための研究会のようなものです。
社中の中でいくつか会があり、
それぞれの会が、宗匠から普段のお稽古ではみていただけないような奥のお稽古をさせていただける日を月に一度のペースで設けてくださいます。
皆さん熱心な方ばかりで
お稽古の内容も私にとっては難しすぎることも多々あるのですが、毎回とても勉強になります。
この数日、真夏日続きの京都。
今日は単衣の着物で出かけました。
お点前の予定のない稽古日だったので
紬です。
この着物は花織紬を単衣に仕立てたものです。
沖縄では花織(はなおり)を『はなうい』というそうです。
浮き織りで、花の文様を織り出してあるのですがその文様が家によって決まっている、という事を聞いたことがあります。
イギリスのタータンチェックみたいですね。
反物に織り方による微妙な凹凸があるのでさらっとして初夏には重宝する一枚です。
帯はやはり紬の地に、
17世紀のインドサラサの図柄が描かれたもので
締めやすく割合と何にでも合わせることができるので気に入っているものです。
帯揚げはすっきりとさせたかったので白一色のものを、
帯締めは着物の色と同じようなくすんだ水色と濃い茶色の平組にしました。
襦袢は装道のうそつきを着ました。
上半身が綿で腰から下はキャプラのような生地で、自宅で洗濯ができるので汗をかく季節には助かるのですが、やはり正絹の長襦袢に比べると着物を着つける時に滑りが悪いのでその点は少し扱いが難しいかな、と思います。
このうそつきの襦袢を着た後に背中のシワやだぶつきをしっかり取ることが着物を着た後にすっきりするコツでしょうか。
半襟をつける必要がないので(襦袢を装道のうそつきにする時は半襟はやはり装道の美容衿を使います)半襟付けが苦手な私にとっては助かるアイテムです。
最近、妙に仲良し(笑)の葉っぱ(写真向かって右側)とヤマちゃん、お利口でお留守番してくれてました。
特別出演です^_^