今朝起きてカーテンを開けたら屋根の瓦の上や庭の土の見えている部分にうっすらと雪が残っていました。
昨日の夕方から雨が降っていて、この冬を迎えてから一番冷え込んでいました。
天気予報通り。
お日様がさして雪はすぐに消えてしまったのですけれど
今日は午後からお茶のお稽古、
冷えるので総絞りの小紋を着て行くことにしました。
過去の記事を確認してみたら一昨年の12月にこの着物を着てお稽古に行っているようです。
その時は白地の帯に紫のちりめんの帯揚げ、帯締めは赤の平組にしていました。
hibinokurasikata.hatenablog.com
この一昨年の帯は先々週のお稽古の時に絞めていったばかりでしたので今日は何か違う帯を、と少し考えて合わせたのがこちら。
(足元に写ってはいけない夫の個人情報的な物が映っていたので変な修正が入っていてお見苦しいです💦)
着物は総絞りの小紋
ピンクの地に枯れ木と福良雀のような柄になっています。
この着物の柄、いったいどういった感じに見えますか?
「それはこれよ!」とお分かりになる方、教えてくださると嬉しいです。
帯は黒のしっかりした織り、櫛の柄が全通で入っています。
仕立ては手先の端だけをかがってある松葉仕立てなので帯の胴部分、
二巻目は3センチほど幅出しして巻きました。
この帯、しっかりしていて扱いやすいので着付けの時間が短縮できます。
帯揚げは薄水色の絞り。 ふっくらと暖かい感じにしたかったので絞りの帯揚げにしてみました。
帯締めは白・茶・灰色・金がよられたように組んである平。
今日、試しに時間を測ってみたら肌着をつけるところから最後に帯揚げの始末をし終わって着付けの終了まで14分でした。
この着物を着てお稽古場の寄り付きに入ったところで先に来られて午後のお稽古の時間を待っていらした皆さんから
「暖かそう!」と言っていただきました。
お茶室に入ってしまえば炉の炭がいこりお湯がしゅんしゅんと沸いているのでこの着物では暑いくらいでしたけれども。
今日は月に一度の濃茶に特化したお稽古日。
紹鴎棚の盆香合での炭点前の手順をおさらいした後、唐物盆点 唐物 などをご指導いただきました。
お稽古が終わったのが午後5時、そろそろ日も暮れて何となく気忙しく、
年内はお目にかかるのが今日が最後という方に
「どうぞよいお年を」とご挨拶していよいよ年の瀬を感じながら家路を急ぎました。