5月5日
今年、端午の節句はちょうど日曜日。
風炉開きのお稽古日でした。
令和改元を祝って京都の町のあちこちでお祝いの行事が行われています。
御所では記帳を受付、
上御霊・下御霊の両神社では神輿を繰り出して
皆で声高く御所まで練り歩いていたそうです。
薫風自南来
端午の節句のお稽古の着物の取り合わせです。
萱草色のよろけ格子の袷の小紋に
帯は先週のと同じ、縮緬に手描きで花菖蒲柄
帯揚げは縮緬の濃い紫、帯締めは卵色と桃色の二色組の冠組にしました。
道中の羽織ものは紋紗の空色の道行
春から初夏の間は、この道行か、塵除け代わりの紺色の紗の道中着を着ることにしています。
タクシーやバス、地下鉄などは目にはつかない埃汚れが付いていることがあって
暑い日でも移動の道中の羽織ものはやはり欠かせません。
この日のお稽古。
主菓子は季節の粽でした。
画像はお借りしました。
毎年、この時期の楽しみの粽。
この数年ようやく、上手に開いて指を汚さず頂いて
跡の葉っぱの始末もすんなりできるようになってきました。