今日は午後から月に一度の研究会の日。
朝からぐんぐん気温が上がり、出かける支度をする頃には25度、
着替えをする部屋は2階の南側、窓のガラス越しの部屋はまるで温室のようで初夏を通り越して暑いくらいでした。
これなら単衣でも暑いくらいだわと思いつつもさすがにお茶のお稽古、ぐっとこらえて袷を着ることにしました。
で、選んだのは白大島。
今日は私は点前の予定はなく、見学だけでしたので紬でもいいことにしていただきました。
大きな波のような流れを織り出した泥大島。
白地に濃淡グレーと、目を凝らさないとわからないほどの分量で赤の糸が織り込まれています。
八掛は麦わら色。
ヒノキ花粉のピークだそうで、大島なら花粉が付く量が少しでも少ないのでは?と思ったりもしたのですが、この上から紗の道行きを着ていたのであまり効果はないですよね(^^;)
帯は紬で藍染に更紗柄。
九寸名古屋ですが割合に薄手の帯地なので気持ちよく締めていられました。
金銀糸と織り込んだ縞柄と吉祥柄が織り出された部分が帯揚げの幅のちょうど半分ずつになっているので帯枕への掛け方でどちらか一方の面を出すことができます。
帯締めは細めの白の冠組。
この上に紗の道行きを着て出かけました。
蔓草と唐花の地紋の紗の道行きです。
単衣の仕立てになっています。
例年、桜の時期とはいえ花冷えの春にはこの紗の道行きでは少し寒々しい感じになるのですが今日は本当なら羽織ものも着たくないほどの気温。
ですがお稽古場に着いたらお仲間の皆様、ちゃんと羽織ものをお召しだったので
(着て来てよかったわ・汗)と思いました。
気温がぐんぐん上がっているこの数日、庭の花が競うように咲いていて
道行く人が足を止めていかれるようになっています。
春になると我が家のニャンズ男組は庭でゴロゴロしたい時間が増えて
「もう中に入ろうよ」と言ってもなかなか室内に入ってくれません。
とくにヤマちゃんは庭が大好きなので室内に戻ることを断固拒否!
無理に入れようとすると激しくだみ声で鳴いて抵抗します。
深窓の令嬢の葉っぱ。
外は怖くて絶対に庭に出ようとしません。
で、我が家特製?のピンクのキャットタワー(脚立ともいう・笑)から庭の男組を見張っています。