喉の腫れ・痛みも治まり、気持ちよく晴れて気温も高い(もしかして平年並みでこれくらい?)中、
藤の花が満開を過ぎ始める、という情報をみて
先日、宇治の平等院へ出かけてきました。
車での移動はきっと駐車場探しが大変、と
電車でのお出かけです。
我が家から宇治へ行くにはいくつかルートがあって、
京都駅からJR奈良線
出町柳から京阪
京都地下鉄からそのまま乗り入れで近鉄
終点の宇治駅で降りて徒歩12.3分くらいで平等院に着きました。
宇治川を渡って参道に入ったあたりから人だらけで歩くのも大変な混みよう。
人の波を見て(平等院の中はいったいどうなってるんだろう)とちょっと心配になりました。
受付で拝観料を払って鳳凰堂の拝観の様子を伺うと
3時間待ち、とのことでした。
拝観チケット
それぞれ写真が違っているのが嬉しい(^.^)
他にはどんなものがあるのか見てみたくなりました。
「今回は藤の花を見るのが目的やし、鳳凰堂は止めとこ」
と、即座に夫。
気温がぐんぐん上がってきている中で
お茶や食事をして時間をつぶすにしても3時間はちょっと無理だったでしょう。
寺内の藤はまさに満開を過ぎようとしているところ。
もう2日遅かったら残念なことになっていたでしょう。
新緑に映える鳳凰堂
小さい頃から10円玉でおなじみの建物です。
残念ながら今回は内部を拝観できなかった鳳凰堂。
スマホのカメラで撮った画像をトリミングしてみたら
ご本尊の阿弥陀如来さまが写ってました。
わかるでしょうか?
ちょうど正面から撮ることが出来ればご尊顔があの枠の中から拝見できたでしょうけれど
撮る位置が悪かったですね(^^;)
ここでちょっと余談
お釈迦になる、という言葉がありますけれど
仏像で、阿弥陀様とお釈迦様は造詣がとても似ていて
見分けるのが難しいのですが、一番簡単な方法は手指が離れているか
しっかりと付いているか、で判断することが出来ます。
様々な説があるようですが、
阿弥陀様のつもりで作っていたのに、うっかり指先を離した印相に作り上げてしまい、
それをお釈迦様、と言う事にしてしまった
そのことが「お釈迦になる」という言葉の語源になった、という説を聞いたことがあります。
本当かそうでないのかはわかりませんけれど(^.^)
一万円札に描かれている鳳凰
現在、屋根に乗っているのは二代目の鳳凰一対。
初代の鳳凰は国宝指定され、現在は宝物館である鳳翔館に展示されています。
鳳凰堂はこの数年、幾度かに分けて修復がなされています。
今年も5月13日から、また拝観できなくなるようです。
人混みの中、目的の藤を見事な状態で見ることが出来なんとなく満足。
平等院を出て、ぶらぶらと歩きました。
宇治川で行われる鵜飼い、その鵜たちが川べりにいました。
川沿いの道のそばにはこんな建物も。
さて、この日のおひるごはん
どこのかしこも人だらけで
暑い中、へたり気味の夫はとても長時間待って食事をするのは無理そうで(*_*;
平等院からは少し南側に離れたところにあったお店に入りました。
小鉢物がいくつかついてお味もなかなかでした。
甘いものは別腹、のパフェも頂いて
結局、10連休前半は扁桃腺炎でゴロゴロと寝たり起きたりで過ごし
後半は実家へ帰ったり、平等院へ出かけたり
久しぶりに顔をそろえた家族のご飯作りを三食・三食、
気が付けばあっという間に過ぎてしまっていました。