お稽古している茶道流派のお家元がご奉仕される献茶祭
指導していただいている家元教授が副席の濃茶席を担当されたので
水屋手伝いに行ってきました。
4月としては暑いくらいの気温で
袷の着物の下に袷の長襦袢を着ていたので
お点前で炉のそばにいると、
緊張と、暑さと、手順を間違ったことでの焦りとで
汗が止まらなくて困窮しました。
気温が高くなることは昨夜の天気予報でわかっていたのに
なぜ袷の長襦袢を着て行ったかと言いますと、
朝、5時に起きて着付をしたのでその時にはまだそんなに気温が高くなかった事が一点。
そして、こちらがメインの理由ですが
今年に入って何度か着る機会のあった訪問着用の袷の長襦袢を
最後にもう一度着てからお手入れに出そう、という、よく言えば節約、
正直に言えばしみったれた気持ちからなのでした。
そして、袷の長襦袢を着て出かけたことを後悔する一日を過ごす羽目になった愚か者は私です(-_-;)
それでも、花の下では知らず知らず笑顔になっていました。
(社中のお仲間が撮ってくれました)
お献茶祭があったのはこちら
酒処として名を馳せている伏見、御香宮は名水『御香水』で有名です。
唐破風の細工物が見事でした。
拝服席で頂いたご神饌
橘の花と三つ巴
とても美しいお干菓子でした。
点心席のお弁当
ちらし寿司には色とりどりの上品な味付けの具がたくさん乗っています。
今日の着物
珊瑚色の一つ紋訪問着
桜花の袋帯
満開の桜の時期に桜の帯は?と前日までこの帯にするかどうか迷ったのですが
結局これを結んでいきました。
帯揚げは苅安色の唐織
帯締めは黄緑と金の平組
朝6時頃の画像です。
お太鼓が歪んでみっともなかったけれど、
この画像を確認したのは地下鉄に乗った後でした。
(何のために着画を撮ってるんだか・汗 でも、画像見てたとしても
帯を締めなおす時間はなかったです)
今日のお床の花
春牡丹
お社中のお仲間のお宅で、まさに今朝、蕾の色付がちょうどのものを
切ってこられたものです。
小ぶりのお花入れにとてもよく添って可愛らしい蕾でした。
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昨日の重い気持ち、お茶会で皆様とご一緒だったので
今日のお天気と桜をみて慰められました。