こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

お手入れに出していた白山紬が帰ってきました

今日はとてもいい天気

庭や表の道まわりの掃き掃除をしていても気持ちが良かったです。

 

と、言いたいところですが

今年の花粉は例年よりもたくさん飛んでいるのか、いつも処方して頂いている抗アレルギー剤を服用していても目のかゆみや鼻のムズムズを少し感じます。

 

 

朝、悉皆屋さんから連絡があり、程なくして、洗い張り仕立て直しをお願いしていた着物を届けてくれました。

 

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すぐ上の画像がより実物に近いですが

ベージュや赤、紫、水色など、数えられないほどの色糸を織り込んであるのでスマホのカメラでは上手にその風合いを写すことが出来ませんでした。

 

同じ着物でも撮る角度によってこれだけ見え方が違うって言うのもなんだか不思議ですね。

 

 

この着物は紬なので普段のお茶のお稽古には着ていくことはないのですが、

点前稽古をせず見学のみの時や、

美術館や買い物などのちょっとしたお出かけの時に重宝して何度となく着ていたので

なんとなく裾などがくすんできて洗い張りをお願いしました。

着物を着ていてよく汚れるところは、袖口、掛け襟、そして裾です。

特に裾は歩いているときにはね上げた埃や、乗り物に乗った時についた汚れ、

それにポリエステルの混ざっている足袋を履いていると

思いがけないほど静電気を呼ぶらしく

汚れが定着してくすんで見えるようになってくるようです。

 

この着物が戻ってきたのと入れ違いに、

先日、無謀にも「もしかして広衿に?」の江戸小紋を悉皆屋さんに託しました(^^;)

 

 

さて、先日来よりお騒がせしている不良品の返品の件ですが

昨夜、ショップからのメールで週明けに指定口座に返金する、旨 

連絡がありました。

 

宅配便のネットでの追跡で商品が2月27日午前10時45分に配達済みなのは確認していましたが、ショップからは荷物を受け取った連絡も商品を確認したとの連絡もなかったので私としてはもうあきらめていました。

荷物を受け取り不良品であることを確認してもらえたか、メールを出そうかと何度か考えたのですが、そうする事によってますます気持ちのストレスになる結果になることが嫌だったからです。

 

ところが予想に反して、昨夜送られてきたメールの内容は

「確かに商品が不良品であることを確認した。

 これまで同じものを何度も扱ってきたけれどこんな不良品は初めてで

 予想外であった。

 今後はもっとしっかり検品を心がける。

 ご迷惑をおかけした」

と言ったようなことが書かれており、

商品代金に、最初に私が支払った送料も含めて週明けには確認できるように返金の手続きを取ります、と言った内容でした。

 

このメールを書いてきた人が、私が最初に返品を申し出た時の電話相手なのかどうかは不明ですが、何とか無事に事が解決しそうな方向へ向かったので(指定の口座に正しい金額が振込されるまでは油断できませんが)なんだかホッとしました。

 

それにしても、最初に電話をして商品に不具合があると告げた時のあの対応は何だったんでしょう。

私があらぬ苦情を言い立てるクレーマーのように思われての事だったんでしょうか。

 

 

ネットで出来ないことがないほどの世の中になって

便利を手に入れたけれど、世の中はそれと同じくらい何かを失い

何かを背負ったのかもしれません。

 

 

今日、夫は研究会がある、と大阪へ出かけて行きました。

「多分、晩御飯食べて帰るから」

 

多分…… なんだか嫌な予感がします。

こういう時に限って、予定が変わった、と夕方帰ってくることがよくあるのです。    

  

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