こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

今日のおやつ

昨年から週に一度、あるところに通っています。

あるところって?

整体院っていうんでしょうか?

筋膜リリースを施術してくれるところです。

 

整体と言っても首をポキっと鳴らしたりするような感じではなくて

全身をくまなく縦横斜め、様々な方向へマッサージをするような感じで筋膜(筋肉も、もちろん)伸ばし身体のバランスを整えてくれる施術です。

 

最初、私が見つけて通い始め、数か月遅れて夫も

「良さそうやから僕も行くわ」と通い始めました。

 

で、今日、その筋膜リリースの帰りに和菓子屋さんへ立ち寄っておやつを買って帰りました。

 

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桜餅と本葛餅

まだ青々とした桜の葉の塩漬け、ちょうどいい加減でとても美味しくいただきました。

本くず粉で練られた葛餅も美味しかった(*^-^*)

 

この和菓子を買ったお店は今年の1月に手土産を買った、とご紹介したお店です。

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

店内には日持ちのする干菓子はもちろんのこと、

本生菓子も置かれています。

 

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今日の生菓子は↑この9種類。

二段目右の「草若菜」もそそられたのですが、さすがに3個はだめでしょう、と

自分を律し、桜餅とわらび餅で我慢しました。

 

古いお家そのままの店内には他にも

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こんなかわいいお菓子も並んでいますよ。

 

 

今日、おやつをのせた漆器

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大好きなお気に入り。

金透かし溜花 の銘々皿です。

この漆の銘々皿は 一条辻ヶ花 を蒔絵した上から溜漆を塗って仕上げてあります。

我が家にやって来たときはもっと沈んだ黒っぽいお皿でした。

 

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販売元の画像から。

これを見ると(あぁ、うちのお皿も最初はこんな暗い色やったわ)と思い出します。

 

塗りあがってからしばらくは殆ど文様が見えないくらい仕上げの漆が濃く見ますが、時を経るほどに上塗り漆の透明度が増してゆき、しだいに文様がはっきりと浮かび上がって見えてくる、そんな変化を楽しめる漆塗

 

そんな説明が器の箱の中に入っていました。

確かに、使うほどに溜塗が薄れて金蒔絵がはっきり見えるようになってきています。

 

漆器はお手入れに少し気を使いますけれど

温かみがあって優しくて

大切に扱えば飴のような艶が出て、育っていく様子を見るのも楽しみの一つです。

 


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今年は牡丹が豊作

 今日は珍しく夫が朝から出かけていきました。

(と言ってもお昼には帰ってきましたけれどね)

年に数回受けている眼科の検査。

夫は緑内障で左右、両方の眼の視野が欠けています。

健康診断で緑内障だとわかったのが40代半ば。

それから毎日目薬を注し、定期的に検査をしていたのですが

勤め先で重責を担っていた10年ほどの間に急激に悪化してしまい

数年前、進行を止める手術をしました。

緑内障で一旦欠けてしまった視野はもう戻ることはありません、進行を止めるだけ。

 

どういう手術かというと

簡単に言うと眼球の中にダムのような役目を持つ袋を作って

その袋によって眼球を圧迫している水の量を調節する、といった感じらしいのですが

夫の手術をしてくれた眼科の先生が私にもわかるようにかみ砕いて説明してくださったので、

詳しくは以下に某眼科の解説を貼りつけてみます。

どなたかのご参考になれば。

 

濾過手術(トラベクレクトミー&インプラント手術)


濾過手術は、上記の手術で効果が得られない眼や10mmHg前後にしたい眼に対して行う方法。
従来の濾過手術(トラベクレクトミー)に加え、2011年に厚生労働省の認可が下りたインプラントを用いた濾過手術(エクスプレス)も。
エクスプレスは従来のトラベクレクトミーに比べて合併症が少ないのが特徴だが、適応がやや限られる。手術後に、縫っている糸をレーザーで切って逃がす房水の量を調整して眼圧を10mmHg前後に調整。

 

***************************************

 

夫はこの手術を数日開けて右・左、と受け

現在は一応進行は止まり目薬も差さずともよい生活ができています。

ただこの手術は数年しか持たないそうで効果が無くなると再手術をしなくてはならないそうです。

人間の身体は異物が入ってくると排除しようとするので手術で作った眼球内の袋も

自身の抗体反応でつぶされてしまうんだそうです。

 

 

さて、本日のタイトルの件。

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数株育てている牡丹。

今年はどの株も例年より豊作なんです。

上の画像のこの牡丹も一株に十数個蕾が付きました。

気候のせいなんでしょうか? 何か功を奏したかわかりませんけれど

花が開くのが楽しみです。

 

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芍薬も順調に蕾がたくさんついています。

赤と白の株が庭に植えてあります。

 

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開いたかと思ったら日曜日の雨で可哀そうな姿になってしまった山芍薬

 

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キバナカタクリ 雨に濡れている姿も可愛いです。

 

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カラスビシャク 

数年前に突然、庭の片隅に生えてきてどんどん数を増やし他の花たちを淘汰してしまいそうになったので数株鉢上げして育てることにしました。

鳥が運んできたのかな?

 

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次はバラとクレマチスのシーズン

楽しみです。

 

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雨模様の日のお稽古にはクラリーノの草履を履いて

 今週のお稽古はイレギュラーで土曜日でした。

 

天気予報は午後から夕方にかけて雨。

でも午前中から、いつ降り出してもおかしくないようなどんよりしたお天気でした。

 

お稽古は午後1時から。

着物を着て外に出てみると今にも降り出しそうな気配。

でも雨草履を履くほどでもないし、

準備していた草履をもって慌てて二階に上がり着物部屋(洋服も収納していますが私は着物部屋と呼んでいます)からクラリーノの草履を持って降り履き替えて出かけました。

クラリーノ草履のことは以前記事に書きました。

 

hibinokurasikata.hatenablog.com

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↑  購入から約2年、お天気が怪しい時だけでなく

気軽なお出かけにも重宝しています。

履き心地もとってもらくちん、お手入れも履いた後に天や花緒の埃を

靴ブラシでササッとはいて半日から1日、玄関で湿気を飛ばしたら箱に入れて着物部屋へGo!

洋服用の靴はすべて玄関の下駄箱(下駄箱だけど下駄は入ってません)に入れていますが

下駄を含め(笑)、和服用の履物はすべて着物を収納している部屋のシェルフに

購入時の箱に入れ、箱の側面に中身がわかるようにメモを書いてしまっています。

つい前日、和装着付け小物の棚卸をした際に、ついでに、と草履の整理もしておこう、と箱を全部棚から下ろして一つ一つ箱を開け、痛みが出ていないか、チェックをしたところ存在を忘れていた草履が2足……

(アッ、こんなのも持ってたんだわ、ごめんね忘れてて)と心の中で片手拝みに謝っておきましたけど。

 

前置きが長くなりました。

 

昨日のお稽古の時の着物

 

そろそろ葉桜、川べりの柳の芽吹きもすっかりそろって美しい「柳の糸(3月の銘に使われますね)」が見られるようになったので

新緑をイメージして若草色の江戸小紋にしました。

 

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ツタの葉が織り出された白生地に若草色で江戸小紋の三役の一つ「鮫模様」を染めてあります。

画像を見てみると着丈を長くとり過ぎていますね、

草履を履いての外出時ならこれでいいけれど茶室の中ではちょっと見苦しい(^^;

 

先日、コーリン腰紐を新しく購入したことを書きましたけれど

どうも my just size に調整できていないようで着付けているうちに裾が下がって来たようです。

 

帯は西陣

白地に桜の花びらが極々控えめに織り出され、

紫・深緑・紅・薄紅等の扇面が太鼓柄で入っています。

帯芯が柔らかすぎて結ぶのにいつも手間取るのですがどんな着物にも合わせやすいので

便利な帯です。

俗に、「着物1枚に帯3本」とよく言いますけれど

私の場合は「帯1本に着物3枚」のほうがしっくりくる気がします。

主張しすぎない無難な帯は面白みには欠けるかもしれませんけれど

いざという時、組み合わせをどうしようかとあぐねる時、いつも助けてくれるのはそういう帯です。

 

この季節、この時期に!と年に一度の出番を楽しむ、例えば桜・水仙・藤・杜若などの季節の花の帯や、十二支・お雛様・兜・七夕 などの節気の柄の楽しみは格別なものがありますけれど、こういういつでも使える無難な帯はお助け帯として2.3本持っていると困らないかもしれません。

 

帯揚げは、おなじみ 白地にくすんだ緑の梅柄飛び絞り

帯締めは朱赤と緑と朱赤が表裏になってリバーシブルに使える平組

 

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毎年、この時期にお稽古場の近くの道で咲くこの木。

源平咲きの花桃です。

今年は桜より遅くなった桃。

満開で、お稽古帰りの夕方の薄曇りの中で見事でした。 

 

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植物は、日々成長する。

3月とは思えない陽気が続いているこの数日。

町のあちこちの桜だけじゃなく、我が家の小さな庭の植物たちも

毎朝、見るたびに成長しています。

 

季節の力ってすごいなぁ、と毎年 感じる春です。

春の植物たちの力強い成長ぶりったら、本当に感動ものですよね。

 

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芍薬 つぼみがすっかり膨らんできています。

花が開くと1日くらいしか持ちません。

1年間、様子を見守ってきて花を楽しめるのは1日だけ。

なので、花芽が上がって、固い蕾がこんな風にふっくらしてくるととても愛おしい。


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源平の芳春花(木瓜

赤と白が混ざっている様子を「源平」という日本の感覚が好きです。


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小さな鉢の小さな八重桜。


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京都の環境では育てるのは無理かと思っていたカタクリ

寒い冬の間、枯葉を鉢土にかぶせてマルチングしていた効果があって

とても元気に花芽をいくつも出してくれました。

 

 


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何となく禍々しい色合い?

牡丹です。

咲くととてもきれいな種類です。

 


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小さな小さな花が咲くニワザクラ

細い枝の先にちゃんと花をつけてくれます。



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庭石のそばに植え込んだ水仙もやっと。

次々花が咲き始めています。

 

もう何の映画だったか忘れてしまったのですが

母を亡くした主人公の女性が、母親の墓石の前に水仙の球根を植え付けながら

「春になると花が咲くのよ、そしたら寂しくないでしょう?」って話しかけているシーンがあって、それがなんだか切ないけれど心が温まる、印象的な場面で

どんなストーリーだったか、なんというタイトルだったか

誰が主演していたかも忘れてしまっているのに、

胸の中に小さく温かいものをもらったみたいな、そんな気持ちになったことだけを覚えています。

(仕事で、ジャンル問わず様々な映画を週に何本も観ていたので

哀しいことに素敵な映画でも流れていってしまったんだと思います)

 

今日の最高気温は24℃

明日も同じくらいまで気温が上がり良いお天気だそうです。

ずっと気になっている洋服の断捨離をしなくちゃ……

 

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妻、キレる

一昨日の夜のことです。 

 

我が家の洗濯室(8畳ほどのスペースに洗面台・浴室・洗濯スペースが同居しています)でちょっとしたアクシデントがありました。

 

雨の日や花粉の多い時、洗濯物を室内干しするためのスペースがありまして

大容量の除湿器を2つ設置し、

洗濯機の上に洗濯物を吊るすためのバー(突っ張りポール)が渡してあります。

 

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ジャッキ式の突っ張りポールで耐荷重50㎏が2本、渡してあります。

その他にこの画像には映っていない場所に布団も干せる大きさのタオル掛けが一つ。

 

夫と二人の暮らしになった今ではこれだけで十分で

このスペース(洗濯室と呼んでいます)がとても便利なのです。

 

10日ほど前のこと、この突っ張りポールの奥側のポールが「ガタン‼」という大きな音とともに落下してしまいました。

もちろん吊ってあった洗濯物もともに落下。

 

「洗濯室のポールが落ちてしまったんだけど」

とソファに寝っ転がってタブレットでゲームをしていた夫に言うと

「ふーーん、長年使ってるからゆるんできたてのかもね」と。

 

夫は…… 何事につけてもまず理屈を言うタイプです。

その時の私は理屈よりもすぐに動くことを求めていました。

 

しばらく様子を見ていても動く気配はなく、

杉・ヒノキ ともにアレルギーを持つ我ら夫婦ですので

しばらくは室内干しが続くのでやむなく私が脚立を運び「一人で」設置し直しました。

落ちたポールを一人で支え、ジャッキを回してもう一度元の場所へ付け直したのですが

その際、部品の一部が劣化しているのを見つけたので買い替えをするべき、ということを夫に言いました。

「つけ直せたんならまだ使えるんじゃない?」と見てもいない夫が言いました。

 

「あのさぁ、こういう家庭内のちょっとしたことって普通は男の人の担当じゃない?」

(思えばこのポールを最初に設置した時も私一人でやったのでした)

 

「君、今時そんなジェンダーバイヤスなこと言ってると森〇朗と同じレベルになってしまうよ、そんなんでいいの?」とのたまう夫に半ば本気で腹が立ったのですが

一応つけ直せたし、まぁいいか、とその時は思っていたのですが。。。

 

一昨日の夜(お花見散歩の日の夜です)、

お風呂に入っていると「ドン‼」と大きい音が聞こえて

何事?と慌てて出てみるとこの間つけ直したポールがまた落下していました。

 

頭の中で「プツッ」と音がしました。

 

リビングで寝っ転がってTVを見ていた夫に

「洗濯室のポールがまた落ちた‼‼‼‼‼‼」と怒鳴り(もちろん、体は拭いてパジャマを着ていましたよ)

ドスドスと足音高く洗濯室へと戻りこれ見よがしに落ちたポールを再びつけようとしているポーズでやってくる夫をそれとなく待ちました。

流石に妻の剣幕に驚いてこの時ばかりはそそくさとやって来た夫の目の前で

何度かポールを設置し直そうとして見せ

 

「この間も言ったけど!ジョイントの部品がダメになってるから

何度やってもダメです‼‼‼‼‼‼」

「あなたに何か頼んでも、目が悪いから(夫は緑内障で視野が一部欠けています)とか

 不器用やから(私だって思いっきり不器用です)とか

言い訳ばかりして面倒なことは全部私にまかせっきり‼‼‼‼‼‼」

とヒステリックに叫び、落ちたポールを投げ捨てて寝室へ直行。

 

その間、夫が慌てて壁と壁との間の距離を測りPCをカチャカチャやっていたのを私は見逃してはいませんでした。

腹は立っていましたけれど「怒ってる!この上なく怒っている!」という姿を夫に見せてやる!という気持ちで演出した怒りでしたので夫の反応はしっかりチェック。

 

ネットで注文したのなら(もう夜だし)新しいポールが来るのは普通なら翌々日

(つまりは今日です)のはず、

それまで当てつけのように洗濯はしないでおこう、と考え昨日は洗濯機を回さず我慢していました。(とてもお天気は良かったけれど花粉もかなり飛んでいたので外に干すのは危険でした、それに、第一の目的は夫への当てつけですから。ただ、洗濯をしていないことに夫が気が付いていたかどうかは不明)

そして昨日は必要なこと以外夫には話しかけず、

 

今日、お昼を過ぎて佐川さんが突っ張りポールを持ってきてくれました。

受け取ったのは夫、そして洗濯室へ行き、何やらごそごそやっていましたけれど

私は一切無視!

 

しばらくして

「長さが足りない……」って。

 

夫のやることはいつもこうなんです。

日常生活では全く役に立たない。

生活能力ゼロです。

 

結婚する時、義母が「K(夫の名前)は生活能力がないからよろしくね」といった言葉が頭をよぎりました。

 

またPCの前に座ろうとする夫に

「買いに行って来たら?洗濯物溜まるだけですよ」

と氷のような声でいう妻。

 

そして今、雨の中を夫はホームセンターに出かけています。

 

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桜を見に、散歩

昨日の朝、テレビで天気予報を見ていたら

「金曜日・土曜日は5月並みの気温で晴天、日曜日は嵐のような雨風」

と言っていました。

 

こんなに気温が上がった後で嵐のような天気になったら今年の桜も終わってしまうね

 

そんな会話をしました。

 

 

そして今日、午後から某審議会をリモート出席していた夫が

「俺、明日は午後から研究会(もちろんリモート)やし

 今から桜見がてら散歩に行こう!」

と、テレビで映画を見ていた私に言いに来ました。

 

「だって、あなた今日、6時まで審議会やないの」

「主要な議題は終わったし、抜けるから」と言い残して書斎へ戻っていきました。

 

いつもこんな調子。

夫はすべて「自分の都合」で私を振り回します。

いえ、いいんですよ、別に私に予定があるわけじゃなし。

でもねぇ、「〇日は俺、××があるし、〇日にどこそこへ行こう!」

と、一人で決めてかかって私の予定は一切確認しません。

思いついたらもう決めてしまう、そういうところもADHDの特性のような気がします。

 

内心(あぁ、またか……)と思いながら

出かける支度(と言っても上着を着て鞄を持ってマスクするくらいですけど)をしていると

「所用ができたから抜ける、って言っといたわ」とパーカーを着た夫が玄関ですでに靴を履いています。

 

何となく腹立たしく、気乗りしないまま出かけました。

 

歩き始めて最初に入ってみたお寺の境内では半分、桜は終わっていて

数本が満開状態。

 

「次どこ行こう?」という夫に

「知らんわ」と冷たい返事をする妻

 

結局、先日私が買い物途中に立ち寄った平野神社に行ってみることになりました。

 

緊急事態宣言が解除されて結構な人出。

観光の方(言葉が違うのでわかります)が多くてちょっと気持ちが引き気味になりました。

 

でも桜はとてもきれい。

 

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空の色もとてもきれいでまぶしいくらいでした。

 

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上の画像右側の桜は4月中旬に開花するはずの寝覚

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でもすでに満開でした。

 

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足元には菜の花が黄色にかわいく咲いています。

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家を出たのが午後3時半ごろだったので2時間ほど歩いて帰宅したのですけれど

(なんと!夫は午後6時からもリモートで教授会の予定が入っていました)

ゆっくり歩いていたせいか疲れも感じず、アレルギー抑制剤を飲んでいるので

ヒノキ花粉の影響も出ず、まぁまぁ気分転換になる桜散歩ではありました。

 

出かける時にはツンケンしていた妻でしたけれど

帰り道で夫が食べたがったケーキをちゃんと買ってあげて優しいところも見せてあげましたよ(笑)

 

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京都は大雨 春の嵐

天気予報通り、夜半から降り出した雨が出かける頃には久しぶりに激しい雨音をたてるほどになっていました。

今日で私の三月のお稽古日は最後です。

来週はお稽古は無し、何となく心もとなく寂しい気がします。

 

雨になるのはわかっていましたけれど、

今日は桜をイメージした取り合わせの着物姿でお稽古に出かけました。

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いつも春に着るピンクの万筋、江戸小紋

今年に入ってから二度目の着用です。

やっぱり私はピンクが好きなんですよねぇ。

 

帯は、今日を逃すと来年の春まで出番がお預け、と

桜の帯を慌てて出しました。

白地の西陣織、観世水の地紋が織り出された中に

青、紫、紅、辛子 の四色で桜の花びらを形取り、その中に疋田柄を描いてある帯です。

毎年、桜が咲き始める前から、三分咲きの頃に結ぶ帯ですけれど

今年は(出遅れた!)とちょっと思いながら結んでいきました。

お稽古でご一緒だったお仲間に

「まだ大丈夫やったかなぁ?」と尋ねると

「抽象柄やし、大丈夫!着物警察に捕まったら身元引受人になって迎えに行ってあげるわ」と笑いながらOKをいただき一安心。

 

まぁ冗談はさておき、

着物警察、実際に何か言われたりされたりした方って本当にいらっしゃるんでしょうか?

都市伝説のような気もしますけれど、

少なくとも私は着物で出歩いていて「やっぱり着物はええねぇ」とお褒め頂きこそすれ、

「ちょっとあなた!」と呼び止められご注意を受けたことはありません(笑)

 

帯揚げは

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薄緑と薄いオレンジに菱の模様が染められたもの。

 

帯・着物・帯揚げ、と決めて最後に帯締めを、さてどれにしようかと

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着物と同じような色目にするか、差し色にするか、少し迷って

結局、画像右側の一番下、コーヒー牛乳色と白と淡いブルーが色変わりで組まれている丸組にしました。

 

着物の色がピンクなのでせめて帯締めで年齢相応に落ち着かせようという作戦です。

 

雨降りの日の足元は「伊と忠」さんの雨草履

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お稽古仲間でも履きやすく歩きやすい、定番商品のこの雨草履は人気があって愛用している方が多いのですが皆で少しずつ微妙に色を変えています。

それでも時々、お稽古帰りの玄関でげた箱から草履を出す段になって

(?あれ、私のどれ?)となります。

 

なので花緒に付ける目印小物も伊と忠さんでは販売されていますよ。

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こんな感じ。

 

お茶会などで下足番の方がいらっしゃらない時も重宝しそうです。

げんに、わたくし、一度 他の方に草履を間違って履いて帰られてしまったことがありまして、たいそう難儀したことがあるんです。

後日、無事に私の草履は戻ってきましたけど、どなたが間違われたのかもわからず

その日、履いて帰る草履も無くて本当に困りました。

私の先輩などは初おろしの上等の草履を履いて茶会に出かけて誰かに草履をもって変えられてしまって、間違われた方が戻ってきてくれるかも、と最後まで残って待っていたら

ぽつんと一つ、ボロボロの履き古した草履が残っていた、という目に合われたことがあります。

まぁ、そんな確信犯なら花緒留めの目印をつけていても履いて帰ってしまうんでしょうけれどね。

 

と、なんだか変な方に話が言ってしまいました。

 

明日からまた実家へまいります。 

 

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