こと子の日々の暮らし方

夫婦と猫3匹との平凡な暮らしを日記代わりに綴っています

平野神社の枝垂れ桜

所用で出かけた帰り道、たまたま平野神社のそばを通りました。

 

緊急事態宣言が解除されて人が増えてきている京都ですが

今年は観測史上一番早い「桜の開花宣言」があって

近所でもあちこちで桜の花が咲き始めています。

 

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桜で有名な平野神社です。

北野天満宮のすぐ北側にあって、毎年桜の時期には露店がたくさん並び

シートを敷いてお花見をする人も多い場所なのですが

昨年はお花見禁止、通り抜けることだけが許可されていました。

3月18日、今日、いくつかの桜の木はすでにほぼ満開に近い状態でした。

 

我が家の近くの学校の桜も、ソメイヨシノではないようで

4.5本植わっている桜がすべて見事に満開で、本当に今年の桜には驚かされます。

 

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こちらも同じく平野神社の境内に咲いていた桜。

優しいピンクがかわいらしい。

 

 

で、こちら↓はうちの近くのお寺の境内の枝垂れ桜

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秘かに「私の枝垂れ桜」と名付けて花が咲き始めると毎年様子を見に行っています。

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

ソメイヨシノよりは毎年早く咲く枝垂れ桜ですけれど

それにしても今年の桜は前のめりでやってきましたね。

 

夫の勤務先の卒業式の頃にはもう散ってしまっているかも。

記念写真を撮るつもりをしていた学生さんには少し気の毒。

コロナの影響でご家族の列席も認められていませんしね。

でも、卒業式・入学式が行われるだけ今年はまだよかったです。

 

こちらは同じお寺の境内のスモモ

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そして木蓮も。

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リンクさせている昨年の記事と同じ花木たちです。

 

花木といえば、

我が家の盆栽の木瓜も数日前から咲き始めました。

 

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木瓜(ボケ)はその実がきゅうりに似ていることからキウリ

で、木瓜という漢字と名前なのだそうですが

お茶席の花入れに入っている時は放春花(ほうしゅんか)と呼びます。

 

「お花は?」

「ボケでごさいます」

では花が少し可哀そうですものね、「ほうしゅんかを活けてみました」のほうがずっと素敵です。

 

我が家の小さな庭も急ぎ足の春がやってきています。

 

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芍薬  今年は蕾が二つ。

 

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庭のあちこちに毎年勝手に出てきてくれる菫。

 

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旺盛な繁殖力で、気を付けていないと周りの植物をすべて押しのけて繁殖してしまう白雪芥子

 

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大ぶりのカップ咲きの花が咲く水仙 確か名前はピンクチャーム

数年前、ホームセンターの園芸コーナーで花が終わりかけの鉢植えが

可哀そうなほどの処分特価で置かれていたのを連れて帰ってました。

毎年大きな花を咲かせてくれます。

 

かわいいティタティタ

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表の道沿いの鉢植えたち

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あぁ、ぶらぶらと春の散歩に行きたくなってきました。

 

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洗える絹の長襦袢と、瀬戸内の春の風物詩

先日、着物関係の一部を棚卸しました。

そして気が付いたこと。

hibinokurasikata.hatenablog.com

 

私は洗える正絹の長襦袢は慶弔用の白しか持っていなかった!

慶事用の紗綾型地紋に牡丹の花と鳳凰が織り出された白と

弔辞用の流水地紋。

 

でも考えてみると一生のうちに何度着るかわからない白の長襦袢

洗える正絹を仕立てているくらいなのだから、普段使いする色柄の、洗える正絹の襦袢を持っておけばいいんじゃないの?と思いつき、

思いつくとすぐに実行したくなる質の私はその足で呉服屋さんへ。

 

そしてブルーグリーンの洗える正絹の長襦袢用反物が素敵だったので

それで仕立てて貰うことにしました。

 

で、今日、仕立てあがって手元に届きました。

 

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雲取の地紋が入っています。

 

居敷当てと衣文抜きをつけてもらい、衿はいつもの関西仕立てにしてもらました。

ちなみに、関西仕立てと関東仕立ては↓こんな感じの違いです。

 

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昔は関東仕立てが主流だったようです。

うちの社中にも関東仕立てのほうが衿元が崩れにくいから、と今でも衿は関東仕立てにする、というお茶の先生がいらっしゃいますよ。

こればかりは好みの問題。

どちらが着やすいか、その人の体つきによっても違ってくると思います。

関西仕立てのほうが衿を別に作るので自然と衽が少し広くなり生地もたくさんいるようです。

 

実は呉服屋さんに行ったときにシルックの長襦袢反物も目についてしまって

ずいぶん迷いました。

シルックの長襦袢も欲しくなって、

でも身体は一つなのにそんなに長襦袢ばかりあってもねぇ……

 

 

ところで、「いかなごくぎ煮」って皆様ご存じでしょうか?

わがふるさと、瀬戸内では春の風物詩

三月になってイカナゴ漁が解禁され魚屋さんの店先にいかなごが売られるようになると

あちこちの家から田舎後のくぎ煮を焚いている匂いがしてきます。

 

いかなごくぎ煮についてはこちら↓のサイトに詳しく出ているのでリンクさせていただきました。

note.com

 

この数年、温暖化のせいで産卵・稚魚の孵化する場所が変わってきているのか

それとも乱獲のせいなのか、漁獲量が年々減ってきていて

今年は漁場によっては漁を休むところが出てきていました。

ご参考までにこちらを貼ってみます。

akashitowns.com

 

キロ3000円くらいから、終漁の頃には1,800円くらいになっていました。

 

私の実家のあたりでもこの時期になると毎日いかなごを買ってきては

ひたすら炊く!炊く!炊く!

そして、親せきや友人に送るのですが

郵便局でも「いかなごパック」という、くぎ煮を入れるための保存容器とそれにぴったりのサイズのレターパックをセットで販売してるんです。

 

で、私も今週前半はそのいかなごを焚くために実家へ。

 

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我が家は生姜と一緒に炊いて仕上げに胡麻を振るのですが

家によってはレモンの皮を一緒に炊いたり、

その家々で味があるようです。

「うちのも食べてみて」といいながらご近所で交換したりも。

 

今年はつごう10キロ炊きました。

炊いて、冷まして、詰めて、送って。

 

忙しいけれど楽しい春の風物詩です。

 

 

 

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久しぶりの点前はグダグダでした。

 昨日のお茶のお稽古は濃茶の枠を取らせていただいていたので

久しぶりに茶碗荘の点前をみていただくことにして支度をしました。

 

3月、お棚は蛤棚、お釜は透木釜(炉壇・炭櫃にぶつけてしまいようで炭点前が怖い……)

水指を運び込み、その水指の上に茶杓・茶巾・茶筅を設えて

水差の前に茶入を茶碗に入れてかざっておきます。

 

本来はお棚のない場面でのお点前かと思いますが

お稽古なのでそこは「いい」ことにしていただいて。

 

かなり初歩のお点前なのに

ほんとに久しぶりにやってみたら忘れてることがたくさんあって

もう冷や汗、でした。

 

 

帰宅後、表の道の掃除をしていた時に撮影したクリスマスローズたち。

 

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実はもっとたくさんあったクリスマスローズなのですが

花の咲いている時に表の道に面した花壇に鉢を置いていたら

珍しい種類のだけ、選んで盗まれてしまったことがありました。

なので、今あるのはわりと見かけることの多い種類ばかりです。

 

クリスマスローズってかわいいのに、花が低いところで、しかも下を向いて咲くので

少し残念です。

 

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クリスマスローズを撮っていた時に日向ぼっこしていた男組

 

怖がりで家の外にはたとえ庭でも出たがらないガールの葉っぱは玄関わきの窓の網戸越しに男どもを睥睨しています。

 

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庭の植物たち、いよいよ元気な季節になってきました。

これから春本番が楽しみです。

 

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青磁色の唐花模様の小紋にちょっと変わった帯でお稽古へ。

このところ天気予報とは少し違った空模様が続く当地。

今日も、午前中 お稽古に出かける時には晴れていたのに

午後2時過ぎ、お稽古場を出た頃には空はどんより、雲の色が重いグレーで

今にも降り出しそうな気配でした。 

 

 

まだまだ寒い日もありますけれど真冬に着ていたコートはさすがにもう無理なので

2月半ばころからは塵除けを兼ねた雨コートを道中に着ています。

 

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一昨日に撮った画像です。

今日の着物とは衿元の様子が違います。

 

今日は、春らしい色合いの小紋

 

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このブログで何度もご紹介している青磁色の地に唐花(クレマチスのようですけれど私は唐花と呼んでいます)の小紋にしました。

18才の時、お茶のお稽古を始めるにあたって誂えてもらった私にとっての最初の小紋です。

この小紋と一緒にはっきりとした朱色の色無地と雨コートを誂えてもらいましたが

雨コートはいかにも「昭和」のオレンジ色の格子柄で今は和箪笥の一番下の引き出しの底。

一度、いつもの悉皆屋さんに色替えを相談したのですが防水加工してある雨コートの色替えは難しい、赤がしっかり抜けないからあまりお勧めできない、とのお返事でした。

新しいのを仕立てる倍くらい料金がかかりそうで、しかも思ったような色合いにはならない可能性大!ではあきらめざるをえませんよね。

 

そして朱色の色無地はお若い方のところへお嫁入させてもらいました。

でもこの小紋だけはなんだか手放しがたく、

洗い張りを何度かし、八掛の色を段々地味にしながら年に一度くらいの頻度ですけれどまだ着ています。

 

明るい色合いや派手めな柄行の着物でも

「好き」が勝つと案外自信を持って着られるようで、今日もお稽古場で

「春らしい着物ですね」と何人かに声を掛けていただけたので

秘かに(まだOK!)と思いました(笑)

 

合わせた帯はちょっと変わった糸で織られています。

正絹と紙を加工した糸と金属糸(金銀糸)でざらっとした手触りの帯、

春から初夏までがぴったりといった感じです。

白と灰色と金でハート形?のようなアラベスク模様

柄の一部にほんのポッチリ薄い桃色が混ざっています。

前はいつ使ったかしら、とブログの「着物」カテゴリをざっと見てみたら

昨年の4月の初めに水色の色無地に合わせていました。

で、帯締めは今日と同じものを締めていました(笑)

 

帯揚げを、最初白地にモスグリーンの飛び絞りを合わせようと載せてみたら

なんだか面白みに欠けるような気がして

ちょっと光沢のあるオレンジの無地の帯揚げに変更。

 

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帯揚げや帯締めって着姿全体からすると面積はほんの少しなのに

意外なくらい雰囲気に影響を与えると思います。

こういう小物の取り合わせを考えるのも着物の愉しみですよね。

 

ついでに今日の長襦袢

 

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この長襦袢、反物に奄美大島本泥染め、とありました。

こんな色も泥染めで染めあがるなんて!と反物を見た時に驚いたのを覚えています。

 

お稽古の時にお干菓子でいただいた絲印煎餅(いといんせんべい)

 

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三重県伊勢市にある播田屋さんのお煎餅です。

ほんのり甘くてサクサクしていて後を引く味です。

 

お店のHPの説明から


絲印について

絲印とは、室町時代以降中国からわが国に輸入された生糸に
添付されていた銅印のことをいい、
小さな鈕(ちゅう)のついた印です。
この輸入生糸の一荷には、必ず銅印一個をつけ、
わが国に到着した後その斤量をあらため、
受領証書にこの印を押して、
取引の証とする優雅な風習がありました。
しかも、一荷ごとにつけてある印は、
印面も形もそれぞれ異なり、
印文も取引用語を抜きにして、
弄花吟月、愛春惜秋等の風流語や、
判読しにくい謎のような文字、絵、文様などが
風雅に表されていました。
また、鈕には人物、動物等を鋳出し、意匠も種類も雑多で、
明時代の精巧な鋳金術をそのままに、
小さいながら当時の工芸美術品の代表的なものと言えます。
太閤秀吉もこの絲印を愛し、
公文書に押す自らの朱印もいくつか秘蔵していた中の
最珍品を用いたと伝えられています。

 

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こんな風に様々な焼き印がお煎餅に押してあります。

 

各地の銘菓を知ることができる、というものお茶のお稽古の大きな楽しみの一つです。

 

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白練の色無地にすみれ色の帯でお稽古

朝から雨の京都市

けれども寒くはありませんでした。

 

我が家は碁盤の目の北西の端から少し上がったところで、

京都が舞台の2時間ドラマではお約束のように写される東寺さんの五重塔のてっぺんと

同じ高さ、と言い割れているところに位置しています。

 

よく「やっぱり今出川を上がると寒いなぁ」と言われるのですが

我が家のあたりはもう一つ寒くて

やっと地植えの水仙が咲き始めたところです。

 

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鉢植えで育てていたティタティタの球根が鉢いっぱいに増えたので

5つほどに分けて、3つ分は植木鉢に、そして残りをクチナシの足元に植えこんでおいたものが3月に入ってようやく咲き始めています。

 

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入れ替わるように終わろうとしている白梅

 

今日はお茶のお稽古日でした。

雨だけれど春らしい明るい着物が着たくて

 

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いつぞやの白練の色無地を着て行きました。

お稽古から戻って画像を撮ったので後ろがしわだらけです。

半日、正座をしていたのでやむなし、とします。

 

合わせた帯はすみれ色の地に春の野に咲く花たちが描かれたもの。

蓮華、土筆、菫、それにチューリップのような花が手描きされています。

私のブログを見てくださっている方はお気づきかもしれませんけれど

私は「紫」が好きで、身の回りの物、例えば

バッグや靴、マフラーやスカーフ、もちろん着物や洋服も

基本的に紫をベースにしたものがとても多いです。

白から赤にかけての色、それと赤から青にかけての色がとても好きなんです。

 

話が横道にそれました(^^;

 

この帯は塩瀬です。

 

帯揚げはピンクの綸子に桃の花の刺繍が入ったもの

帯締めは薄ピンクと淡い卵色がリバーシブルになったもの。

 

着終わって、半衿がほぼ隠れてしまっていることがとても気になりました。

でも、もう着終わってしまっていたのでどうすることもできず……

時々半衿を引っ張ってみたり、着物の掛け襟を少し折りたたんでみたりしましたけれど

着る時にそうなってしまったものはもうどうやっても気に入るようには直りません。

 

実は、雨で湿度が高かったので絹の襦袢を着ると汗で後の始末が厄介になりそうな気がして着物の下に綿の嘘つき襦袢(装道の美容ランジェリー)を着たので

つけ衿(美容衿)を装着していたのですが

衿を付けた際に固定用のひもの結び方がどうも緩かったようで

着物を着ると半衿が動いてズレてしまったのが原因のようです。

 

着なれないというのは難しいですね。

こういう時のために日頃から何度か嘘つき襦袢を使ってみる回数を増やすべきかもしれません。

個人的に、ポリの長襦袢がどうも苦手で

持ってはいるのですがほとんど着ることもなく、長いこと箪笥の肥やしになっています。

お手入れが楽でいいんですけどね、着心地がどこか苦手なんですね。

シルックの長襦袢を一枚、作っておきたいなと思ってはいるのですが

長襦袢ばかりそんなに増やしてどうするんだ、と思う自分もいます。

 

 

さて、関西二府一県の緊急事態宣言が解除され

夫の勤務先も令和2年度の卒業式・3年度の入学式を行うことが決まったようです。

ただし、上限3000人、参列希望者は事前に申し込み、マスク着用、

家族の参加は不可。

式典の2週間前から検温等により健康観察をし

当日は学生証を提示し、検温と健康チェックを受けて入場が許可されるようです。

 

我が夫殿は「もう関係ないし」ですって。

大学の大きなお役を引き受けていた10年間ほどは卒業・入学式には壇上に並んでいたので退屈で仕方なかったようです。

お祝いの紅白まんじゅう(上七軒の老松さんの上用饅頭で美味しいんです)を持ち帰ってくれるのが私は楽しみだったのですけれども。

 

昨年は学生の皆さんが残念な思いで迎えた春。

今年はみんなが気を付けて無事、滞りなく執り行われることをお祈りしています。

 

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NHK 趣味どきっ!

お久しぶりでございます(^^;

 

1週間、何をしていたのかというと

ひたすら書庫の整理をしておりました。

 

我が家は夫の仕事柄、とてつもなく本が多い。

それも夫の専門の関係の本なので分厚く重く、

おまけに、同じ本でも改定がかかった新しいものが出ても古い方も持っておくので

増えるばかりです。

毎年、研究費の予算から購入した本で自宅に持ち帰るものもあるので家の書庫は恐ろしいことになっています。

何とか床がちゃんと全部見えるようにしたい!

夫は書棚から出した本をデスクで使うとそのまま放置し、

「デスクの上が雪崩れます!」と私から叱られると 書庫に持って行き

適当に放置するので床のうえにも本がどんどん積みあがっていく、というシステムになっています。

夫は、大人のADHDです…… はぁ~

 

その他にも趣味関係の本や、見に行った展覧会の図録、小説、

新書、

それに私の趣味の本や小説などで

書庫の中がカオスになっていました。

 

コロナ禍でステイホームの初めの頃、夫のお尻を叩いて叩いて

デスクの上が見違えるようにすっきり片付いたのもなんだか遠い昔のように

今はまたカオスのデスクの再来です。

 

で、まずは私が趣味で購読している園芸関係の本と

骨董関係の雑誌を、どちらも思い切って数年分、処分しました。

それから夫の法律関係の雑誌も、彼の許可を得て数年分は処分。

そうして進めていっているうちに夫が大学図書館から借りっぱなしになっている専門書が数冊出てきたので大学に持って行ってもらい、

空いたスペースに床に積まれていた本を収納。

少しだけすっきりしました。

ここまで達成するのに、ぐずぐずいう夫をせっついて

「これ、いるの? これは?」

で、一週間近くかかってしまった、というわけでした。

 

夫は現在62才。

今の大学の退官まであと3年あるのですが

実はあるところからお話が来ていてもしかしたら65才を待たずに大学を去ることになるかもしれない、という話が急に持ち上がってきて

もしその話をお受けするということになれば府境をまたいでの引っ越しをすることになるかもしれないのです。

この機会に身の回りの持ち物を減らしてすっきりした生活を目指そう、と思っている妻ですが、どうなることやら。

 

 

さて、今日のタイトルの件

 

今日から始まったNHK ETVの趣味どきっ!

 

茶の湯 武者小路千家 春に楽しむ茶の湯の遊び (1)「ステイホームで楽しむお茶(1)入門編」 - 趣味どきっ! - NHK

 

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NHKの趣味どきっ! では 三千家と藪ノ内流が回り持ちで番組に参加しているのですが今年の春は武者小路千家の受け持ちで

初回の放送が今夜、3月1日の午後9時半からでした。

 

今夜は

『ステイホームで楽しむお茶(1)入門編』

と題して基礎の基礎からの説明だったのですが

番組の中でナビゲーター役として私がお稽古していている家元教授のお宅の若先生が出演されました。

普段、稽古場やその他でお目にかかる表情とは違って

緊張されているのがわかり、何となく見ているこちらまでちょっと緊張してしまうような気持ちで番組を見ました。

 

全4回のシリーズ

毎週月曜日の午後9時半からの放送です。

次回も視聴するのが楽しみです。

 

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2月最後のお稽古は茄子紺色の小紋で。

しばらく更新できずにいました。

先週は実母・義両親ともに少し体調を崩しちょっとバタバタしていました。

 

急に4月頃の気温になったかと思えば

嵐のような風が吹いて冷え込んだり。

季節の変わり目は誰しも体調を崩しやすいものですが

高齢者は特に注意が必要ですね。

 

実家の母はパーキンソン病です。

10数年前に左足に震えが出始め、幸い、処方のとても上手な主治医に巡り合えたので

症状はあまり進行せずに済んでいるのですが

加齢に伴う体力の衰えが年々進むにつれて

朝起きる時に身体が思うようには動きづらくなっています。

パーキンソン病の症状を押さえてくれている薬の効果が夜眠っている間に切れて

朝には「薬を飲んでいない本当の身体の状態」になってしまうためです。

スイッチが切れたようになって目覚めるため、朝食をとるのも億劫なようで

果物を少し口にして朝の薬を服用し30分か1時間もすると

目覚めた時が嘘のように割合に動けるようになります。

 

お医者様は「パーキンソン病は遺伝はしませんよ」と仰いますけれど

私は心ひそかに(私も母が発症した70代になったらパーキンソン病になるかも)と

実は不安に思っています。

 

大好きなお茶のお稽古を70代になっても続けていたい、と

先週、母と過ごしていて痛切に思いました。

 

 

さて、そんなお茶のお稽古

2月最後のお稽古は昨日の日曜日でした。

 

着物は茄子紺色の地に桜の花びらと手毬が染められた小紋

桜柄は少し早いような気もしたのですが染められているのが枝月の花姿ではなく

五弁の花や花びらだけなので着て出かけました。

 

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いつもより衿が詰まっていますね。

これは着物を止めているコーリンベルトを新しく下ろしたばかりなので

いつもより少し締め具合がきつかったからだと思います。

 

帯は金糸だけで織られた手掻きのつづれ

それでなくても少し絞めづらいつづれの帯なのに

金糸なのでほとんど滑らず、帯を巻く際に往生します。

摩擦が強すぎて滑らないのできゅっと締められないのです。

着物との色映りだけを考えてこの帯にしました。

 

帯揚げは抹茶色に所々薄桃色で絞り染が入っているもの

帯締めは紫に少し白の線が入った平です。

 

 

この日はお稽古の後、拝観の予約を入れていた今日庵さんの茶道資料館へ

新春展を拝見に行きました。

 

そのお話はこの次に。 

 

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