先週の金曜日・土曜日と京都は19.9度 20.6度 という春というより初夏を感じるほどの陽気でした。
お天気も良くて、こういう時は着物の虫干しにちょうどいい、と
クローゼットとして使っている二階の一室(我が家は1階2階とも田の字のつくり、
約8畳×8室)で和服関係の整理をしました。
二階の部屋の窓と一階の部屋の窓を全開にして(もちろん猫脱走予防に猫用網戸は締めていましたけれど)風を通し掃除機をかけ、手をきれいに洗って始めました。
長い間着ていない着物で思い切って処分するものを3枚、ピックアップ。
他に、しばらく空気に触れさせて着ない着物を和服用ハンガーにかけ空気に触れさせている間にチェストから長襦袢を出して汚れなどがないかチェック。
↑こちらはすべて正絹、単衣袖無双仕立ての物。
10枚あります。
↑こちらは袷仕立ての正絹長襦袢。 真冬用です。
↑こちらは夏用。
上の二枚は麻、下の左側の薄水色のは洗える正絹の絽、下の右側は5.6.9月に着る袖も身頃も単衣仕立ての正絹、すごく薄い夏用の反物で仕立てて貰いました。
長襦袢は他に、洗える正絹の白とポリの白 こちらは慶弔用として持っていますが
ほとんど出番はありません。
あと、夏用の涼・きらっく
ポリですが絽でさらりとしています。 なんといっても半襟がファスナー付けで
簡単に洗えるのが魅力。 難点は麻の襦袢よりはやはり暑いこと。
なので盛夏以外で重宝します。
それから、装道の美容ランジェリー
こちらも洗濯機で丸洗いできるので便利です。
ただ個人的には本体を着て美容襟をつけ、その後作り袖をつけるのが普通の長襦袢と比べるとちょっと面倒かも。
でも、一枚持っていれば裄や袖丈がいつもの寸法と違っている着物を着る時に役に立ってくれます。
ついでに帯枕についているガーゼも外して洗濯しました。
いつもメインで使っているのは一番上のたかはし着物工房の長めの帯枕
枕に掛けてある結び紐がストレッチするのでピタッと体に添ってくれるのが気持ちよくてついこればかり使っています。
唯一の難点は結び紐の端が縫ってあるので中の枕を取り出すためには縫い目をほどかないといけないこと。
丸洗いできる表示になっていますけれどね。
上から二つ目のはごく普通の枕。
三番目は麻、一番下のはへちまの帯枕です。
帯板は以前に数枚処分したので今がこれだけです。
上からベルト付きの少し長めの帯板
次が一番使っているベルトなしの長めの帯板
赤い疋田模様のは短め
一番下は夏用のメッシュのベルト付きタイプです。
先日、伊達締めを新しく買い換えた時にコーリンベルトとコーリン腰紐も新しい物に買い換えたので着付け用のかごに新しくセットしました。
着物を着る時には着付け用品がひと揃えになっているこの籠を姿見のある部屋に持って行って着替えます。
襟芯・着物クリップ・コーリンベルト・コーリン腰紐・伊達締め・伊達巻き
帯止め金具・足袋が入っていて
この上に腰の補正用のタオル(私は反り腰なので)と帯板を入れ持ち歩きます。
足袋もくすんできたものは処分して残したのはこれだけ
これ以外に、いざという時のために新しいものを2足、いつも買い置きしてあります。
私は幅広甲高の足をしているのでいつも足袋はフクスケの伸びる綿キャラコの『なみ』
4枚コハゼの23.5㎝です。
さて、先週末の着物関係の片付けで処分すると決めたものは↓
上から、浴衣用のクレープの袖なし肌襦袢2枚
※和装ブラ 様々なタイプを5枚
※正絹の腰紐2本(これ、本当は一番締まります、これで着つけると絶対というほど着崩れません、ただすぐに細くよれてしまうので片付けの時に伸ばして巻くのが面倒です)
※猫にかじられてしまった帯枕1つ
※折れ跡がついてしまった襟芯1本
※博多織の正絹の伊達締め2本(自宅で手洗い洗濯してアイロンを掛けたらゆるゆるになってしまいました、洗ったらだめなんですけど何度も洗っちゃいました、伊達締めは消耗品扱いとします)
※ポリで中に芯が入ってシャーリングになっている伊達締め2本(シャーリングになっているので使いやすいんですけどやっぱりポリは緩んできて着崩れのもとになります)
※正絹の腰紐(お太鼓を作るときに使っていました、端が解れたので処分)
※バイヤス半襟 正絹1枚、ポリ1枚
今回はこれだけの不用品を処分しました。
箪笥やストッカー、チェストの中も一度すべて出して収納し直したので
すっきり見やすくなりました。
実は……
洋服が着物に比べられないほどあるんです……
もう自分でも持っている洋服を把握しきれていません。
そちらも重い腰を上げて整理しないと、です(-_-;)