一昨日の夜のことです。
我が家の洗濯室(8畳ほどのスペースに洗面台・浴室・洗濯スペースが同居しています)でちょっとしたアクシデントがありました。
雨の日や花粉の多い時、洗濯物を室内干しするためのスペースがありまして
大容量の除湿器を2つ設置し、
洗濯機の上に洗濯物を吊るすためのバー(突っ張りポール)が渡してあります。
ジャッキ式の突っ張りポールで耐荷重50㎏が2本、渡してあります。
その他にこの画像には映っていない場所に布団も干せる大きさのタオル掛けが一つ。
夫と二人の暮らしになった今ではこれだけで十分で
このスペース(洗濯室と呼んでいます)がとても便利なのです。
10日ほど前のこと、この突っ張りポールの奥側のポールが「ガタン‼」という大きな音とともに落下してしまいました。
もちろん吊ってあった洗濯物もともに落下。
「洗濯室のポールが落ちてしまったんだけど」
とソファに寝っ転がってタブレットでゲームをしていた夫に言うと
「ふーーん、長年使ってるからゆるんできたてのかもね」と。
夫は…… 何事につけてもまず理屈を言うタイプです。
その時の私は理屈よりもすぐに動くことを求めていました。
しばらく様子を見ていても動く気配はなく、
杉・ヒノキ ともにアレルギーを持つ我ら夫婦ですので
しばらくは室内干しが続くのでやむなく私が脚立を運び「一人で」設置し直しました。
落ちたポールを一人で支え、ジャッキを回してもう一度元の場所へ付け直したのですが
その際、部品の一部が劣化しているのを見つけたので買い替えをするべき、ということを夫に言いました。
「つけ直せたんならまだ使えるんじゃない?」と見てもいない夫が言いました。
「あのさぁ、こういう家庭内のちょっとしたことって普通は男の人の担当じゃない?」
(思えばこのポールを最初に設置した時も私一人でやったのでした)
「君、今時そんなジェンダーバイヤスなこと言ってると森〇朗と同じレベルになってしまうよ、そんなんでいいの?」とのたまう夫に半ば本気で腹が立ったのですが
一応つけ直せたし、まぁいいか、とその時は思っていたのですが。。。
一昨日の夜(お花見散歩の日の夜です)、
お風呂に入っていると「ドン‼」と大きい音が聞こえて
何事?と慌てて出てみるとこの間つけ直したポールがまた落下していました。
頭の中で「プツッ」と音がしました。
リビングで寝っ転がってTVを見ていた夫に
「洗濯室のポールがまた落ちた‼‼‼‼‼‼」と怒鳴り(もちろん、体は拭いてパジャマを着ていましたよ)
ドスドスと足音高く洗濯室へと戻りこれ見よがしに落ちたポールを再びつけようとしているポーズでやってくる夫をそれとなく待ちました。
流石に妻の剣幕に驚いてこの時ばかりはそそくさとやって来た夫の目の前で
何度かポールを設置し直そうとして見せ
「この間も言ったけど!ジョイントの部品がダメになってるから
何度やってもダメです‼‼‼‼‼‼」
「あなたに何か頼んでも、目が悪いから(夫は緑内障で視野が一部欠けています)とか
不器用やから(私だって思いっきり不器用です)とか
言い訳ばかりして面倒なことは全部私にまかせっきり‼‼‼‼‼‼」
とヒステリックに叫び、落ちたポールを投げ捨てて寝室へ直行。
その間、夫が慌てて壁と壁との間の距離を測りPCをカチャカチャやっていたのを私は見逃してはいませんでした。
腹は立っていましたけれど「怒ってる!この上なく怒っている!」という姿を夫に見せてやる!という気持ちで演出した怒りでしたので夫の反応はしっかりチェック。
ネットで注文したのなら(もう夜だし)新しいポールが来るのは普通なら翌々日
(つまりは今日です)のはず、
それまで当てつけのように洗濯はしないでおこう、と考え昨日は洗濯機を回さず我慢していました。(とてもお天気は良かったけれど花粉もかなり飛んでいたので外に干すのは危険でした、それに、第一の目的は夫への当てつけですから。ただ、洗濯をしていないことに夫が気が付いていたかどうかは不明)
そして昨日は必要なこと以外夫には話しかけず、
今日、お昼を過ぎて佐川さんが突っ張りポールを持ってきてくれました。
受け取ったのは夫、そして洗濯室へ行き、何やらごそごそやっていましたけれど
私は一切無視!
しばらくして
「長さが足りない……」って。
夫のやることはいつもこうなんです。
日常生活では全く役に立たない。
生活能力ゼロです。
結婚する時、義母が「K(夫の名前)は生活能力がないからよろしくね」といった言葉が頭をよぎりました。
またPCの前に座ろうとする夫に
「買いに行って来たら?洗濯物溜まるだけですよ」
と氷のような声でいう妻。
そして今、雨の中を夫はホームセンターに出かけています。