3月とは思えない陽気が続いているこの数日。
町のあちこちの桜だけじゃなく、我が家の小さな庭の植物たちも
毎朝、見るたびに成長しています。
季節の力ってすごいなぁ、と毎年 感じる春です。
春の植物たちの力強い成長ぶりったら、本当に感動ものですよね。
山芍薬 つぼみがすっかり膨らんできています。
花が開くと1日くらいしか持ちません。
1年間、様子を見守ってきて花を楽しめるのは1日だけ。
なので、花芽が上がって、固い蕾がこんな風にふっくらしてくるととても愛おしい。
源平の芳春花(木瓜)
赤と白が混ざっている様子を「源平」という日本の感覚が好きです。
小さな鉢の小さな八重桜。
京都の環境では育てるのは無理かと思っていたカタクリ。
寒い冬の間、枯葉を鉢土にかぶせてマルチングしていた効果があって
とても元気に花芽をいくつも出してくれました。
何となく禍々しい色合い?
牡丹です。
咲くととてもきれいな種類です。
小さな小さな花が咲くニワザクラ
細い枝の先にちゃんと花をつけてくれます。
庭石のそばに植え込んだ水仙もやっと。
次々花が咲き始めています。
もう何の映画だったか忘れてしまったのですが
母を亡くした主人公の女性が、母親の墓石の前に水仙の球根を植え付けながら
「春になると花が咲くのよ、そしたら寂しくないでしょう?」って話しかけているシーンがあって、それがなんだか切ないけれど心が温まる、印象的な場面で
どんなストーリーだったか、なんというタイトルだったか
誰が主演していたかも忘れてしまっているのに、
胸の中に小さく温かいものをもらったみたいな、そんな気持ちになったことだけを覚えています。
(仕事で、ジャンル問わず様々な映画を週に何本も観ていたので
哀しいことに素敵な映画でも流れていってしまったんだと思います)
今日の最高気温は24℃
明日も同じくらいまで気温が上がり良いお天気だそうです。
ずっと気になっている洋服の断捨離をしなくちゃ……